Dreame Technology Japan(ドリーミーテクノロジージャパン)より、吸引と水拭きができるロボット掃除機「X50 Ultra」が登場。今回は段差への対応だけでなく、マッピング、障害回避、AIによる汚れや音声の認識、吸引力、洗浄力なども最高水準の製品です。また、モップを伸ばして壁際まで掃除できる機能、下部のセンサーを自動で格納してソファやベッドの下まで潜る機能、髪の毛などの絡まりを無くす特殊ブラシ、本体やドックの自動洗浄、ペットカメラなども備えてる同製品をご紹介する。

同製品は、最大6cm(1.8cm+4.2cm)の二重段差を越えて移動できるロボット掃除機。本体を持ち上げる伸縮式の脚を備えており、ドアの敷居や段差などの小さな障害を乗り越えて効率的な掃除を実現するという。この段差の乗り越えには、小型のハブモーター(車輪に組み込んだモーター)を活用して、人間でいう太ももとふくらはぎのような仕組みで可能にしたという。
段差を上るだけでなく降りる際の衝撃にも配慮しており、衝撃吸収性や耐久性を向上。3万回の耐久性テストをクリアして製品化を実現した。例えば和室とフローリング間の桟の移動など、平均的なロボット掃除機では止まることがあった場所で、人が手を貸さなくても移動できると同社は説明。外出中も安心して使いやすい点をメリットとして挙げている。

ベースステーションはゴミの収集、水拭き機能用の給水、モップの洗浄と熱風乾燥、洗剤の投入などを全自動で行なう。底部のモップウォッシュボードは節水性と洗浄性能が向上、UVライトでダストバッグ内の除菌も行なうという。また弾力性と柔軟性を兼ね備えた樹脂製ラバーブラシと強力な毛材ラバーブラシの組み合わせに加え、革新的な空気ダクトの設計により、髪の毛の絡まりを防ぎながら、床やカーペットの汚れ、埃を効率的にキャッチします。さらにアームが自在に動く伸縮式サイドブラシと回転式モップを搭載し、部屋の隅や角、家具下の汚れやホコリを徹底的に除去。

掃除機としての吸引機能も素晴らしく、吸引力は前モデルを大幅に上回る20,000Paで、空気力学に基づいた設計により静音性も向上。またカーペットの毛足の長さや質感に応じて、吸引力を高めたりモップがけを停止したりと、清掃方法を自動で調整するという。

このほか、ペット用のお皿やトイレなど、ペットの周囲にある物体を自動で識別し、アプリを通じて回避するか、近くを掃除するかを選択可能。ロボット掃除機がペットを探して写真を撮る機能や、ビデオ通話でペットと音声対話できる機能なども備えている。

本体サイズは350×350×111mm(直径×高さ)で、重さは4.53kg。ベースステーションのサイズは457×340×590mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは9.09kg。直販価格は229,800円となっている。

ロボット掃除機「X50 Ultra」
[価格]229,800円 ※直販価格