スマートリングの代表格、Oura Ringに新モデルが登場しました。
今回発表されたOura Ring 5は、前モデルよりかなり小さくなり、
見た目も普通の指輪に近づいています。
さらに、睡眠中の体調変化や血圧サインを見守る新機能も加わりました。
Apple Watchのように画面を見るデバイスではなく、
指につけっぱなしで体の変化を静かに記録する健康管理デバイスです。
『9to5Mac』によると、Oura Ring 5は前モデルより40%小型化され、
幅は7.99mmから6.09mmへ、厚みは2.88mmから2.28mmへ薄くなりました。
より普通の指輪に近い見た目になったことが、大きな進化点です。
Oura Ring 5は小さくなったスマートリング
Oura Ring 5の一番大きな変化は、デザインです。
これまでのOura Ringは、スマートリングとしては有名でしたが、
普通の指輪と比べると少し存在感がありました。
健康データを測るためのセンサーやバッテリーを入れる必要があるため、
どうしても厚みや幅が出やすかったからです。
でもOura Ring 5では、そのサイズ感がかなり見直されています。
幅は6.09mm、厚みは2.28mmまで小型化され、従来よりも普通の結婚指輪に近い
サイズ感になったと説明されています。
これはかなり大きいです。
スマートリングは、毎日つけっぱなしにすることが前提のデバイスです。
だからこそ、目立ちすぎないこと、指に違和感が少ないこと、
寝ている間も邪魔になりにくいことが大事になります。
Apple Watchは腕につけるデバイスなので、画面もあり、通知も見られます。
一方、Oura Ring 5は画面がありません。
そのぶん、指輪として自然につけ続けられるかどうかが重要です。
今回の小型化は、Oura Ringを「ガジェットっぽい指輪」から「普通の指輪に近い健康管理デバイス」へ近づける変化と言えそうです。
睡眠と体調変化を静かに記録
Oura Ringの強みは、睡眠や体調変化の記録です。
Apple Watchも睡眠トラッキングに対応していますが、
寝るときに腕時計をつけるのが苦手な人もいます。
寝ている間は外したい、充電したい、手首に違和感がある。
そう感じる人には、指輪型のスマートリングは選択肢になりそうです。
Oura Ring 5では、新しい信号設計やより強力なLEDが採用され、
肌との接触や測定の安定性を高める仕組みが入っています。
『9to5Mac』によると、12本の強化された信号経路により、
さまざまな指のタイプや肌色で精度を高める設計になっているとのことです。
さらに、小型化してもバッテリーは最長1週間持つとされています。
ここはApple Watchとの大きな違いです。
Apple Watchは、通知、アプリ、ワークアウト、Apple Payなど、できることが多い反面、
基本的には毎日または数日に一度の充電が必要です。
Oura Ring 5は、できることを健康記録に絞ることで、
長くつけっぱなしにしやすい方向に振っています。
睡眠トラッキングや体調の変化を、あまり意識せず続けたい人には向いていそうです。
血圧サインとHealth Radarに注目
Oura Ring 5で注目したい新機能が、Health RadarとBlood Pressure Signalsです。
Health Radarは、体のさまざまなバイオメトリック信号を継続的に見守り、
注意した方がよさそうなパターンを見つける機能です。
『9to5Mac』によると、既存のSymptom Radarを発展させた機能として紹介されています。
さらに、Oura Ring 5にはBlood Pressure Signalsが追加されました。
これは、睡眠中の血圧パターンの変化を見て、心血管への負荷が高まっている可能性を
知らせる機能です。
『9to5Mac』では、Nighttime Blood Pressureとして、日中の活動やストレス、
カフェインなどの影響が少ない睡眠中に血圧パターンを見る仕組みだと説明されています。
ただし、ここは注意が必要です。
Oura Ring 5は、一般的な血圧計のように血圧を測るデバイスではありません。
「いま上がいくつ、下がいくつ」と数値を測るものではなく、睡眠中の血圧パターンの
変化からサインを見つける機能として見るのが自然です。
血圧が気になる人は、家庭用血圧計や医療機関での測定が基本です。
Oura Ring 5の血圧サインは、あくまで体の変化に気づくための補助的な情報として
考えたいところです。
また、Nighttime BreathingもHealth Radarに含まれます。
これは、睡眠中の呼吸パターンや乱れを30日間の流れで見られる機能です。
夜ごとのデータを、長期的な変化として見やすくする仕組みだと説明されています。
睡眠、呼吸、血圧サイン。
Oura Ring 5は、見た目こそ小さくなりましたが、健康管理デバイスとしては
かなり深い方向に進んでいるようです。
Apple Watchとは何が違う?
では、Oura Ring 5はApple Watchの代替になるのでしょうか。
結論から言うと、完全な代替というより、役割が違うデバイスと考えた方がよさそうです。
Apple Watchは、できることがかなり多いデバイスです。
⚫︎ 通知を見る
⚫︎ 電話やメッセージを確認する
⚫︎ ワークアウトを記録する
⚫︎ Apple PayやSuicaを使う
⚫︎ アプリを操作する
⚫︎ 心拍数や睡眠を記録する
⚫︎ 文字盤をカスタマイズする
つまり、Apple Watchは「腕につける小さなiPhone補助端末」に近い存在です。
一方、Oura Ring 5は画面がありません。
通知も見ませんし、アプリ操作もできません。
支払いにも使いません。
その代わり、指につけっぱなしで、睡眠や体調変化を静かに記録することに集中しています。
Apple Watchは、日中もアクティブに使うデバイス。
Oura Ring 5は、意識しなくても健康データを取り続けるデバイス。
こう考えると違いがわかりやすいです。
たとえば、運動中にペースを見たい、通知を受けたい、
Apple Payを使いたいならApple Watchが便利です。
一方で、寝るときも違和感なく健康データを取りたい、通知から離れたい、
時計をつけたくない場面でも睡眠トラッキングを続けたいなら、
Oura Ring 5が合うかもしれません。
価格とサブスクも確認
Oura Ring 5を検討するときに、もうひとつ見ておきたいのが価格です。
『9to5Mac』によると、Oura Ring 5はブラックとシルバーが399ドル、ゴールド、
ステルス、ブラッシュドシルバー、ディープローズが499ドルです。
さらに、Oura Membershipが月5.99ドル、または年69.99ドル必要とされています。
つまり、本体価格だけでなく、サブスク費用も含めて考える必要があります。
Apple Watchも本体価格は高めですが、基本的なヘルスケア機能を使うために
月額費用が必須という形ではありません。
一方、Oura Ringは、詳細な健康データや分析を使うために
Oura Membershipが前提になります。
ここは大きな違いです。
スマートリング価格として本体だけを見るのではなく、
1年、2年使ったときのトータルコストも考えたいところです。
また、日本での発売状況や日本価格、Oura Membershipの扱いについては、
購入前に必ず公式情報を確認する必要があります。
米国価格では399ドルからですが、日本での価格は為替や税金、販売形態によって
変わる可能性があります。
まとめ
Oura Ring 5は、小型化した指輪型の健康管理デバイスです。
前モデルよりかなり小さくなり、より普通の指輪に近い見た目になりました。
さらに、睡眠トラッキング、Health Radar、Blood Pressure Signals、Nighttime Breathingなど、
体調変化に気づくための機能も強化されています。
ポイントをまとめると、以下の通りです。
⚫︎ Oura Ring 5は前モデルより40%小型化
⚫︎ 幅6.09mm、厚み2.28mmで普通の指輪に近いデザインに
⚫︎ 小型化しても最長1週間のバッテリー持ち
⚫︎ Health Radarで体調変化のサインを見守る
⚫︎ Blood Pressure Signalsは睡眠中の血圧パターン変化を検出
⚫︎ Nighttime Breathingで睡眠中の呼吸傾向も確認
⚫︎ Apple Watchとは役割が違う
⚫︎ 通知や決済ならApple Watch、睡眠や体調記録ならOura Ringが向きそう
⚫︎ 本体価格に加えてOura Membershipの費用も確認が必要
Oura Ring 5は、Apple Watchを完全に置き換えるものではありません。
でも、睡眠や体調変化を静かに記録したい人にとっては、かなり気になるスマートリングです。
Apple Watchのように画面を見るのではなく、指輪としてつけっぱなしにする。
その違いが、自分の生活に合うかどうか。
スマートリングを選ぶときは、そこが一番大きな判断ポイントになりそうです。
