家計簿アプリ、入れたことはある。
でも、続いたことはあまりない。
そんな人は少なくないと思います。
レシートを撮るのが面倒。
カテゴリ分けが面倒。
あとで入力しようと思って、そのまま忘れる。
でも、「今月、何に使いすぎたのか」は知りたい。
このちょうどいいモヤモヤに、iOS 27のApple Walletが応えてくれるかもしれません。
『9to5Mac』によると、iOS 27のApple Walletには「Insights」という新機能が追加されます。Walletに接続した支払いアカウントのデータをもとに、支出傾向、定期支払い、口座残高などを確認できる機能です。
Apple Walletといえば、これまではApple Payで支払う、カードを管理する、
チケットやパスを入れる場所というイメージが強くありました。
でもiOS 27では、支払い後のお金の流れまで見えるようになりそうです。
つまり、Apple Walletは「払う場所」から、「あとで振り返る場所」へ進化するのかもしれません。
支出傾向をチェック
iOS 27のApple Walletに追加されるInsightsは、
お金の流れを見える化するための新機能です。
『9to5Mac』によると、Insightsでは、接続した支払いアカウントをもとに、
支出傾向、定期支払い、口座残高などを確認できます。
たとえば、今月は外食が多かったのか。
サブスクの支払いが増えていないか。
口座残高はどれくらい残っているのか。
こうした情報を、Apple Walletの中でざっくり見られるようになる可能性があります。
キャッシュレス決済が増えると、支払いはラクになります。
でもそのぶん、「使った感覚」が薄くなりがちです。
現金なら財布からお札が減るので分かりやすいですが、Apple Payやクレジットカード支払いだと、気づいたらけっこう使っていた、ということもありますよね。
Insightsは、そんなキャッシュレス時代のお金管理に役立ちそうです。
家計簿が苦手でも使えそう
今回の機能で一番刺さるのは、家計簿アプリが続かない人かもしれません。
家計簿アプリは便利です。
でも、本気で使おうとすると、少し手間もあります。
レシートを登録する。
費目を分ける。
現金支出を入力する。
家族分の支出をまとめる。
毎日コツコツ続ける。
これができる人には、とても便利です。
でも、忙しい日が続くと、だんだん入力が後回しになります。
そして、気づけばアプリを開かなくなる。
これはもう、家計簿あるあるです。
Apple WalletのInsightsは、本格的な家計簿アプリの代わりというより、「ざっくりお金の流れを見る」機能として便利そうです。
毎日細かく記録するのは無理。
でも、今月の支出傾向は知りたい。
サブスクが増えていないか見たい。
カード支払いの全体感をつかみたい。
そんな人には、かなりちょうどいい機能になるかもしれません。
サブスク管理にも便利かも
Insightsで気になるのが、定期支払いを確認できる点です。
これはかなり使えそうです。
いまは、毎月少しずつお金が出ていくサービスが増えています。
動画配信。
音楽配信。
クラウドストレージ。
ニュースアプリ。
子どもの学習アプリ。
仕事用ツール。
家族で使っているサブスク。
ひとつひとつは数百円から千円台でも、合計すると意外と大きな金額になります。
しかも、サブスクは静かに引き落とされます。
「そういえば、これまだ払ってたんだ」
「無料期間のあと、そのままになっていた」
「家族用に契約したけど、最近ほとんど使っていない」
こういう支出は、見えにくいからこそ増えがちです。
Apple Walletで定期支払いが見えるようになれば、サブスク管理にも役立ちそうです。
毎月の固定費を見直すきっかけになるかもしれません。
Healthアプリみたいに見える化
『9to5Mac』では、Apple WalletのInsights表示について、
Healthアプリのデータ表示に似ていると紹介されています。
これはちょっと面白いポイントです。
Healthアプリでは、歩数、睡眠、心拍数などをグラフで確認できます。
毎日細かく意識していなくても、あとから見ると「最近あまり寝ていないな」「今週は歩数が少ないな」と気づけます。
それと同じように、Apple Walletでお金の流れを見られるなら、支出のクセにも気づきやすくなりそうです。
健康診断の次は、お金の健康診断。
そんな感じです。
たとえば、今月は外食が多い。
ネットショッピングが増えている。
サブスクがじわじわ増えている。
定期支払いが思ったより多い。
こうしたことがグラフや一覧で見えるだけでも、行動は変わるかもしれません。
家計簿をきっちりつけるのは苦手でも、「見える」と気づける。
このくらいのゆるさが、Apple Walletらしい便利さになりそうです。
本格家計簿とは違う
ただし、Apple WalletのInsightsがあれば家計簿アプリは完全に不要、とはまだ言い切れません。
本格的に家計管理をしたいなら、専用の家計簿アプリのほうが向いている場面もあります。
たとえば、現金支出の管理。
細かい費目分け。
レシート管理。
夫婦や家族での共有。
予算設定。
複数口座や複数カードの細かい集計。
こうした管理までしっかりやりたい人には、家計簿アプリのほうが便利かもしれません。
Apple WalletのInsightsは、あくまでWalletに接続した支払いアカウントをもとにした見える化機能です。
そのため、すべての支出が自動で完璧に管理されるわけではなさそうです。
でも、逆に言えば、そこまで細かくなくていい人にはちょうどいい可能性があります。
家計簿アプリを開くほどではない。
でも、お金の流れは見たい。
Apple Payやクレジットカード支出をざっくり把握したい。
そういう人には、かなり使いやすい入口になりそうです。
日本対応は確認したい
気になるのは、日本で使えるかどうかです。
『9to5Mac』によると、iOS 27 beta 2では、米国ユーザー向けにInsights機能の提供が始まったとのことです。また、英国ではbeta 1の時点から一部ユーザーが利用できていたとされています。
つまり、現時点では米国や英国での提供が中心です。
日本でいつ使えるのか。
どの金融機関に対応するのか。
Apple PayやApple Walletに登録しているカードでどこまで見られるのか。
銀行口座やクレジットカードとの連携はどうなるのか。
このあたりは、今後の正式発表や日本での対応状況を確認する必要があります。
特にお金に関わる機能は、国や金融機関によって対応が変わりやすいです。
日本向けに使えるようになったとしても、最初は対応金融機関が限られる可能性があります。
便利そうだからこそ、日本対応はしっかり見ておきたいところです。
どんな人に便利?
iOS 27のApple Wallet Insightsが向いていそうなのは、こんな人です。
⚫︎ 家計簿アプリが続かない人
⚫︎ Apple Payやクレジットカード支払いが多い人
⚫︎ キャッシュレス決済で使いすぎが気になる人
⚫︎ サブスク管理をしたい人
⚫︎ 口座残高をざっくり確認したい人
⚫︎ 今月の支出傾向を見たい人
⚫︎ 細かい家計簿より、ざっくり管理が向いている人
⚫︎ iPhoneだけでお金管理を少しラクにしたい人
逆に、あまり向いていないかもしれないのは、こんな人です。
⚫︎ 現金支出が多い人
⚫︎ レシート単位で細かく管理したい人
⚫︎ 家族全体の家計を共有管理したい人
⚫︎ 費目ごとの予算をきっちり決めたい人
⚫︎ 対応金融機関が少ないと困る人
⚫︎ すでに家計簿アプリを使いこなしている人
つまり、Insightsは「きっちり家計管理したい人」より、「ざっくり把握したい人」に向いていそうです。
この差は大事です。
家計簿アプリが続かない人にとっては、完璧な管理より、続けられる見える化のほうがありがたいこともあります。
Walletの役割が広がる
Apple Walletは、少しずつ役割を広げています。
最初は、カードを入れて支払う場所。
そこから、チケット、搭乗券、鍵、会員証、パスをまとめる場所へ。
そしてiOS 27では、お金の流れを振り返る場所にもなりそうです。
支払う。
提示する。
保存する。
確認する。
この流れがiPhoneの中でまとまるなら、Apple Walletの存在感はかなり大きくなります。
もちろん、すべてをApple Walletだけで完結できるわけではありません。
日本対応や金融機関連携、プライバシー面、使いやすさなど、気になる点もあります。
それでも、Apple Payをよく使う人にとって、支払い後の見える化ができるのはかなり便利です。
「払って終わり」ではなく、「あとから見て気づける」。
ここが、iOS 27のApple Walletで大きく変わるポイントになりそうです。
まとめ
iOS 27のApple Walletには、支出傾向や定期支払い、口座残高などを確認できるInsights機能が追加されます。
ポイントをまとめると、以下の通りです。
⚫︎ iOS 27のApple WalletにInsights機能が追加
⚫︎ 支出傾向、定期支払い、口座残高などを確認できる
⚫︎ Apple Payやクレジットカード支出の見える化に役立ちそう
⚫︎ 家計簿アプリが続かない人にも使いやすい可能性
⚫︎ サブスク管理や固定費の見直しにも便利そう
⚫︎ Healthアプリのように、お金の流れを可視化できる
⚫︎ 本格的な家計簿アプリの代わりとは限らない
⚫︎ 日本対応や対応金融機関は今後確認が必要
Apple Walletは、支払いのためだけのアプリではなくなりつつあります。
iOS 27では、支払ったあとに「何に使ったのか」「定期支払いがどれくらいあるのか」「口座残高はどうなっているのか」を確認できる場所へ進化しそうです。
家計簿アプリは続かない。
でも、お金の流れは見たい。
そんな人にとって、Apple WalletのInsightsはかなりちょうどいい機能になるかもしれません。
支払い後も便利になるApple Wallet。
日本でどこまで使えるようになるのか、今後の対応に注目です。
参照元サイト
Apple Wallet in iOS 27 adds a handful of welcome new features, and today’s beta 2 brought another—Insights—to US users. Here are the details.
