今回のポイントは、Apple純正アプリのPages、Keynote、Numbersがバージョン15.3にアップデートされたことです。
Pagesは文章作成、Keynoteはプレゼン資料、Numbersは表計算の使い勝手が改善されています。
派手な新機能ではありませんが、MacやiPadで資料作成をする人、Apple純正アプリだけで仕事や学校の書類を作りたい人は確認しておきたい内容です。
この記事のポイント
対象製品:Pages / Keynote / Numbers
情報の確度:公式発表・報道
公式発表:あり
主な出典:App Storeリリースノート、9to5Mac
確認日:2026年7月2日
読者に関係すること:文章作成、プレゼン資料、表計算の使い勝手が改善
Pages・Keynote・Numbersが更新
Appleが、Pages、Keynote、Numbersのアップデートを配信しました。
『9to5Mac』によると、Pages、Keynote、Numbersはバージョン15.3に更新されています。
Pages、Keynote、Numbersは、Apple版のWord、PowerPoint、Excelのように使える純正アプリです。
Pagesは文章作成。
Keynoteはプレゼン資料。
Numbersは表計算。
MacやiPad、iPhoneで無料で使えるため、仕事、学校、家庭の書類作成で使っている人も多いと思います。
今回のアップデートは、見た目が大きく変わるような派手な内容ではありません。
でも、文章作成、資料作成、シート管理をよく使う人には、地味に便利な改善が入っています。
Pagesは文章作成が便利に
Pagesでは、文章作成に関わる機能が改善されています。
全ユーザー向けには、主に以下の機能が追加されています。
⚫︎ 入力中の自動ハイフネーション
⚫︎ 非表示の書式記号の表示・非表示
⚫︎ Content Hubから画像を置き換えやすくする機能
自動ハイフネーションは、英語などの文章で単語を行末に合わせて分割し、レイアウトを整えやすくする機能です。
日本語だけの書類では出番が少ないかもしれませんが、英語資料や英文を含む書類では便利です。
また、書式記号を表示できるようになると、改行やスペースなどの見えない要素を確認しやすくなります。
「なぜか行間がズレる」
「余白が思った通りにならない」
「改行位置を整えたい」
こういうときに役立ちそうです。
Pagesを仕事の書類、学校のレポート、案内文づくりに使っている人には、少しうれしいアップデートです。
Keynoteは見せ方が増える
Keynoteでは、プレゼン資料の見せ方が増えています。
全ユーザー向けには、新しいトランジションやビルドが追加されました。
『9to5Mac』によると、shift、radial wipe、character blurなどの新しい動きが追加されています。
トランジションは、スライドを切り替えるときの効果です。
ビルドは、文字や画像を順番に表示するときの動きです。
発表資料は、中身が一番大事です。
でも、見せ方が少し変わるだけで、印象が変わることもあります。
学校の発表。
仕事のプレゼン。
セミナー資料。
イベント案内。
Keynoteを使って資料を作る人なら、新しい動きを試してみる価値はありそうです。
ただし、動きを入れすぎると、逆に見づらくなることもあります。
使うなら、ここぞという場面に絞るのがよさそうです。
Numbersはシート管理がしやすく
Numbersでは、シート管理がしやすくなりました。
全ユーザー向けには、以下の機能が追加されています。
⚫︎ 個別シートの表示・非表示
⚫︎ シートタブの色分け
⚫︎ Content Hubから画像を置き換えやすくする機能
これは、Numbersをよく使う人にはかなり実用的です。
家計簿。
売上管理。
学校や習い事の予定表。
旅行予算。
仕事の進行管理。
Numbersで複数のシートを使っていると、だんだんタブが増えて見づらくなります。
そこに表示・非表示や色分けが使えると、目的のシートを探しやすくなります。
たとえば、仕事用は青、家計用は緑、確認中のシートは赤、というように分ければ、視覚的に管理しやすくなります。
Excelほど本格的に使わないけれど、MacやiPadで表計算をしたい。
そんな人には、Numbersの使い勝手が少し上がりそうです。
Creator Studio向け機能も追加
今回のアップデートには、Apple Creator Studio加入者向けの機能も含まれています。
『9to5Mac』によると、Pages、Keynote、Numbersでは、iPad上で画像をPixelmator Proに直接開き、編集後の画像をそのまま文書やプレゼン、スプレッドシートに反映できる機能が追加されています。
また、テキスト説明から編集可能なカスタム図形を生成する機能も用意されています。
これは、資料作成をかなり効率化できそうです。
たとえば、Pagesで案内文を作っている途中に画像を編集する。
Keynoteのプレゼン資料に合う図形を作る。
Numbersの表に説明用の図形を追加する。
こうした作業が、アプリを行き来しながらスムーズにできる可能性があります。
ただし、これらはApple Creator Studio加入者向けの機能です。
全ユーザーが使える機能とは分けて考えたほうがよさそうです。
どんな人に便利?
今回のアップデートが便利そうなのは、こんな人です。
⚫︎ Pagesで文章や書類を作る人
⚫︎ Keynoteでプレゼン資料を作る人
⚫︎ Numbersで家計簿や表を作る人
⚫︎ MacやiPadで資料作成をする人
⚫︎ Apple純正アプリだけで仕事を済ませたい人
⚫︎ Microsoft Officeを使うほどではない人
⚫︎ iPadで画像編集や資料作成をする人
⚫︎ 学校や家庭の書類をAppleアプリで作る人
特に、Microsoft Officeを使うほどではないけれど、ちょっとした書類や表、プレゼン資料を作りたい人には合いそうです。
Pages、Keynote、Numbersは、Apple製品を使っていればすぐ使えるのが強みです。
今回のアップデートで、Apple純正アプリだけで済む場面が少し増えるかもしれません。
逆に大きな変化ではない
一方で、今回のアップデートは、大きなデザイン変更やAI機能の追加というより、細かな使い勝手の改善です。
普段Pages、Keynote、Numbersを使っていない人にとっては、そこまで大きな変化には感じないかもしれません。
また、Word、PowerPoint、Excelを仕事で本格的に使っている人が、すぐに完全移行できるような内容でもありません。
互換性や共同編集、会社指定のフォーマットがある場合は、引き続きMicrosoft Officeが必要になる場面もあります。
今回のアップデートは、Apple純正アプリをすでに使っている人、またはこれから使ってみたい人向けの改善と考えると分かりやすいです。
まとめ
Apple純正アプリのPages、Keynote、Numbersがバージョン15.3にアップデートされました。
ポイントをまとめると、以下の通りです。
⚫︎ Pages、Keynote、Numbersがバージョン15.3に更新
⚫︎ Pagesは自動ハイフネーションや書式記号表示に対応
⚫︎ Keynoteは新しいトランジションやビルドを追加
⚫︎ Numbersはシートの表示・非表示やタブ色分けに対応
⚫︎ Content Hubから画像を置き換えやすくなった
⚫︎ Creator Studio加入者向けにPixelmator Pro連携なども追加
⚫︎ 仕事、学校、家庭の資料作成に便利
今回のアップデートは、派手な新機能というより、日常の作業を少しラクにする改善です。
Pagesで文章を書く。
Keynoteで発表資料を作る。
Numbersで家計簿や表を管理する。
そんな使い方をしている人は、アップデート後の新機能を一度確認してみるとよさそうです。
Apple純正アプリだけでできることが、少し広がっています。
出典
New updates for Pages, Keynote, Numbers, and Final Cut Camera have arrived today with additional features for all users.
出典:https://9to5mac.com/2026/06/30/pages-keynote-and-numbers-updates-arrive-with-these-new-features/
更新履歴
2026年7月2日:初回公開
