今回のポイントは、watchOS 27でApple Watchのヘルス機能が3つ強化されることです。
Cycle Trackingでは、更年期・閉経前後のサポートが追加されます。
Workout BuddyはiPhoneなしでも使いやすくなり、室内ウォーキングやランニングの距離計測、ヘルスケアアプリとフィットネスアプリの歩数同期も改善されます。
Apple Watchを運動記録や体調管理に使っている人は、確認しておきたいアップデートです。
この記事のポイント
対象製品:Apple Watch / watchOS 27
情報の確度:公式発表・報道
公式発表:あり
主な出典:Apple公式サイト、9to5Mac
確認日:2026年7月7日
読者に関係すること:体調記録、運動習慣、歩数管理など、Apple Watchを日常の健康管理に使いやすくなる可能性
watchOS 27で健康機能が3つ進化
watchOS 27では、Apple Watchのヘルス関連機能が強化されます。
『9to5Mac』によると、今回の主なアップグレードは3つです。
⚫︎ Cycle Trackingの更年期・閉経前後サポート
⚫︎ Workout Buddyの強化
⚫︎ 室内ウォーキング・ランニングの距離精度と歩数同期の改善
Apple Watchといえば、心拍数、ワークアウト、歩数、睡眠などを記録できるイメージがあります。
watchOS 27では、そこからさらに一歩進んで、体調の変化や日々の運動をより見やすくする方向に進化しています。
Apple Watchは、運動を記録するだけでなく、体調の変化に気づくための道具にもなってきました。
Cycle Trackingに更年期サポート
1つ目は、Cycle Trackingの強化です。
Cycle Trackingは、ヘルスケアアプリで月経周期などを記録できる機能です。
watchOS 27では、記録された周期パターンから、更年期・閉経前後を示す可能性がある場合に通知できるようになります。
また、関連する症状を記録したり、教育リソースを確認したりできるようになります。
更年期や閉経前後の変化は、なんとなく不調を感じても記録しにくいものです。
「疲れやすい」
「眠りにくい」
「気分の波がある」
「周期が変わってきた」
こうした変化を、あとから振り返れる形で残せるのは便利です。
ただし、この機能は医療診断の代わりではありません。
Appleの注意書きでも、Cycle Trackingの更年期関連通知は40歳以上向けであり、更年期や閉経の診断、監視、治療の代替ではないとされています。
気になる症状がある場合は、Apple Watchの記録だけで判断せず、医療機関に相談することが大切です。
Workout BuddyがiPhoneなしでも使いやすく
2つ目は、Workout Buddyの強化です。
Workout Buddyは、運動中にモチベーションを高めてくれるAIベースのコーチ機能です。
watchOS 27では、フィットネス履歴に基づいて、ペース、距離、ワークアウト時間などの新しいデータを使ったインサイトを届けられるようになります。
さらに、iPhoneが近くになくてもWorkout Buddyを使えるようになります。
これは、ランニングやジムで身軽に動きたい人には便利です。
iPhoneをポケットに入れず、Apple Watchだけで運動したい。
そんな人にとっては、かなり使いやすくなりそうです。
『9to5Mac』では、Workout Buddyがスペイン語にも対応すると紹介されています。
日本語対応については、現時点では確認が必要です。
日本でどこまで使いやすくなるかは、今後の正式案内を見たいところです。
室内ウォーキング・ランニングの精度が向上
3つ目は、室内ウォーキングや室内ランニングの改善です。
Appleによると、watchOS 27ではモーショントラッキングのアルゴリズムが改善され、トレッドミルなどでの距離計測がより正確になるとされています。
これは、地味ですがかなり実用的です。
ジムでランニングマシンを使う人。
雨の日に室内ウォーキングをする人。
暑い日や寒い日に、外ではなく室内で運動する人。
こういう人には関係しやすい改善です。
Apple Watchでランニングやウォーキングを記録していると、距離やペースが気になります。
ジムや雨の日の室内ランニングでも、距離がより正確に記録されるなら、運動記録の信頼感も上がりそうです。
歩数がヘルスケアとフィットネスで同期
watchOS 27では、歩数の見え方も改善されます。
『9to5Mac』によると、ヘルスケアアプリの歩数と、フィットネスアプリの歩数が同期されるようになります。
これまで、アプリによって歩数の見え方が違うと、
「どっちが正しいの?」
と感じることがありました。
毎日の歩数を見ている人にとっては、小さなズレでも気になります。
ヘルスケアアプリとフィットネスアプリで歩数の見え方がそろうと、そのモヤモヤも減りそうです。
Apple Watchをダイエットや健康管理に使っている人には、地味にうれしい改善です。
どんな人に便利?
watchOS 27のヘルス機能が便利そうなのは、こんな人です。
⚫︎ Apple Watchで健康管理をしている人
⚫︎ ヘルスケアアプリをよく見る人
⚫︎ フィットネスアプリで運動記録を確認している人
⚫︎ Cycle Trackingを使っている人
⚫︎ 体調の変化を記録したい人
⚫︎ Apple Watchでランニングやウォーキングをしている人
⚫︎ ジムやトレッドミルを使う人
⚫︎ 毎日の歩数を確認している人
特に、Apple Watchを「運動用」だけでなく、「日々の体調管理」にも使っている人には便利です。
週末に運動や健康習慣を見直したい人にも、ちょうどいいアップデートだと思います。
注意点
一方で、注意したい点もあります。
まず、Cycle Trackingの更年期サポートは、医療診断の代わりではありません。
体調の変化を記録したり、気づきのきっかけにしたりする機能として使うのがよさそうです。
また、Workout Buddyの対応言語や日本での使いやすさは確認が必要です。
スペイン語対応は紹介されていますが、日本語対応については今後の正式情報を待ちたいところです。
さらに、watchOS 27の対応Apple Watchモデルも、実際にアップデートする前に確認しておきたいポイントです。
新機能が気になる人は、手元のApple WatchがwatchOS 27に対応するかもチェックしておきましょう。
まとめ
watchOS 27では、Apple Watchの健康管理機能が3つ強化されます。
ポイントをまとめると、以下の通りです。
⚫︎ Cycle Trackingに更年期・閉経前後のサポートが追加
⚫︎ Workout Buddyがフィットネス履歴に基づく新しいインサイトに対応
⚫︎ Workout BuddyがiPhoneなしでも使いやすくなる
⚫︎ 室内ウォーキング・ランニングの距離計測精度が向上
⚫︎ ヘルスケアアプリとフィットネスアプリの歩数が同期
⚫︎ Apple Watchを健康管理や運動記録に使う人に便利
Apple Watchは、運動を記録するだけのデバイスではなくなってきました。
体調の変化に気づく。
運動のモチベーションを保つ。
毎日の歩数やランニング記録を見直す。
watchOS 27では、こうした日常の健康管理が少し使いやすくなりそうです。
ただし、健康機能はあくまで記録や気づきの補助です。
気になる症状がある場合は、Apple Watchの記録を参考にしつつ、医療機関に相談することも大切です。
出典
更新履歴
2026年7月7日:初回公開
