#watchOS27 パブリックベータ公開。AppleWatchは入れる前に注意

watchOS 27のパブリックベータが公開されました。
Siri AIやスマートスタックなど新機能は魅力的ですが、Apple Watchは前のwatchOSに戻しにくいため注意が必要です。

出典元:photo by 9to5mac

watchOS 27のパブリックベータが公開されました。
Siri AIやスマートスタックなど新機能は魅力的ですが、Apple Watchは前のwatchOSに戻しにくいため注意が必要です。

目次

今回のポイントは、watchOS 27のパブリックベータが公開されたことです。
Siri AI、より賢いスマートスタック、新しい片手タップ操作、Workout Buddyなど、Apple Watchの使い勝手が大きく変わる可能性があります。

ただし、Apple WatchはiPhoneのように簡単に前のwatchOSへ戻せません。毎日使っているApple Watchなら、正式版を待つのが安心です。

この記事のポイント

対象製品:watchOS 27 / Apple Watch
情報の確度:公式発表・報道
公式発表:あり
主な出典:9to5Mac、Apple Beta Software Program
確認日:2026年7月14日
読者に関係すること:Apple WatchでSiri AIなど新機能を試せる一方、ベータ版は不具合時に戻しにくいため注意が必要

watchOS 27パブリックベータが公開

watchOS 27のパブリックベータが公開されました。
パブリックベータとは、正式版より前に一般ユーザーが試せるベータ版のことです。

『9to5Mac』によると、watchOS 27パブリックベータでは、Apple Watch向けにSiri AI、動的なアプリグリッド、より賢いスマートスタック、新しい片手タップ操作、健康・フィットネス機能の強化などが追加されています。
Apple Beta Software Programから参加でき、秋の正式リリース前に新機能を試せます。

ただし、インストールには条件があります。
watchOS 27パブリックベータを入れるには、ペアリングしているiPhoneをiOS 27パブリックベータにアップデートしておく必要があります。
また、Apple Watchは50%以上充電されている必要があり、充電器に置いた状態で、近くにペアリング済みのiPhoneを置いてアップデートします。

対応するApple Watchも限られています。
『9to5Mac』では、watchOS 27の対応機種として、Apple Watch Series 9、Series 10、Series 11、Apple Watch Ultra 2、Ultra 3、Apple Watch SE 3が紹介されています。
さらに、iOS 27を搭載したiPhone 11以降、またはiPhone SE第2世代以降が必要です。

新機能は気になりますが、まずは自分のApple WatchとiPhoneが対応しているか確認したいところです。

Siri AIがApple Watchに登場

watchOS 27で特に注目したいのが、Apple Watchで使えるSiri AIです。

『9to5Mac』によると、Siri AIはwatchOS 27の開発者向けベータ3からApple Watchに登場し、今回のパブリックベータでも試せるようになっています。
Siri AIでは、これまでより広い質問に答えたり、個人の文脈を理解したり、アプリ内の操作を行ったりできるとされています。
たとえば、メールの中からドアコードを探したり、アクティビティの目標を変更したり、といった使い方が紹介されています。

Apple WatchでSiri AIが使えるようになると、ちょっとした確認のためにiPhoneを取り出す場面が減るかもしれません。
手首に向かって聞くだけで済むなら、移動中や家事中にも便利そうです。

ただし、Siri AIを使うには条件があります。
『9to5Mac』では、Siri AIには対応するApple Watchと、近くにあるApple Intelligence対応iPhoneが必要だと説明されています。
つまり、Apple Watch単体だけですべてのApple Intelligence機能が動くわけではありません。

Apple WatchでSiri AIを試したい人は、Apple Watchだけでなく、ペアリングしているiPhone側の対応状況も確認しておきたいですね。

スマートスタックや片手操作も進化

watchOS 27では、スマートスタックや操作性も進化します。

スマートスタックは、Apple Watchの画面上に必要な情報をタイミングよく表示してくれる機能です。
『9to5Mac』によると、watchOS 27ではスマートスタックがより積極的に情報を出せるようになります。

たとえば、駐車した車の情報や、続きから使いたいSiriの会話を表示できます。
旅行前には、翌日のアラーム調整を促すこともあると紹介されています。
位置情報も活用され、コンサート会場ではシアターモード、空港ではID関連の情報が出るなど、状況に合わせた提案が増えるようです。
また、動的なアプリグリッドも追加されます。

Digital Crownを押すと新しいアプリグリッドが開き、Siriアプリが中央に配置され、最近使ったアプリや人気アプリが周囲に表示されます。
Apple Watchのアプリ一覧は、慣れないと少し探しにくいことがあります。
よく使うアプリが見つけやすくなるなら、地味に便利そうです。

さらに、新しい片手タップ操作も追加されます。
親指と人差し指のタップ操作で、スマートスタックのウィジェットを選択できるようになります。
すでにあるダブルタップ操作と組み合わせることで、画面を直接触らずに、ウィジェットを移動、選択、閉じる操作がしやすくなるとされています。

荷物を持っているとき、料理中、子どもと手をつないでいるときなど、片手がふさがっている場面では便利そうです。

Workout Buddyなど健康・フィットネス機能も強化

watchOS 27では、健康管理やフィットネス機能も強化されます。

『9to5Mac』では、健康・フィットネス関連の主なアップデートとして、Workout Buddy、トレッドミル距離測定、歩数同期、Cycle Trackingの強化が紹介されています。
Workout Buddyは、Apple Intelligenceを使ったワークアウト中のコーチング機能です。
watchOS 27では、iPhoneをポケットに入れていなくても、Apple Watch側でApple Intelligenceコーチングを受けられるようになります。

また、距離、ペース、ワークアウト時間など、長期的な進歩も認識できるようになるとされています。
ランニングやウォーキングを続けている人には、モチベーションになりそうです。

トレッドミルの距離測定も改善されます。
新しい機械学習アルゴリズムにより、最初の一歩からトレッドミルの距離測定が改善されると紹介されています。
ジムでApple Watchを使っている人には、地味にうれしい変更です。

さらに、フィットネスアプリとヘルスケアアプリの歩数同期も改善されます。
Apple Watchで歩数や運動記録を見ている人にとって、数字のズレが減るなら安心感があります。

Cycle Trackingでは、40歳以上のユーザーに対して、記録されたパターンが更年期・閉経前後を示す可能性がある場合に通知できるようになると紹介されています。
症状の記録や教育コンテンツも追加されます。

ただし、こうしたヘルスケア機能は医療診断の代わりではありません。
体調の変化に気づくための参考情報として使うのが良さそうです。

入れる前に注意。Apple Watchは戻しにくい

watchOS 27パブリックベータは新機能が魅力的ですが、毎日使うApple Watchに入れるなら、iPhone以上に慎重に考えたいところです。
理由は、Apple Watchは前のwatchOSへ簡単に戻せないからです。

『9to5Mac』でも、iPhoneとは違い、Apple Watchは以前のwatchOSへ簡単に復元できないと説明されています。
ベータ版で問題が起きた場合、Appleが新しいビルドを出すのを待つ必要があります。
これはかなり大きな注意点です。

iPhoneなら、バックアップや復元、ダウングレードの選択肢を考えることができます。
でもApple Watchは、同じ感覚で「不具合が出たら戻せばいい」と考えにくいです。
Apple Watchは通知、Suica、Apple Pay、健康記録など、思った以上に生活に入り込んでいます。

たとえば、
⚫︎ 通知がうまく届かない
⚫︎ バッテリー持ちが悪くなる
⚫︎ Apple PayやSuicaまわりで不具合が出る
⚫︎ ワークアウト記録が不安定になる
⚫︎ ヘルスケア記録に影響が出る
⚫︎ 睡眠記録がうまく取れない

こうした不具合があると、毎日の使い勝手にかなり響きます。

特に、通勤や通学、買い物でApple WatchのSuicaやApple Payを使っている人は慎重に見たいところです。
新機能を試したい気持ちはありますが、メインのApple Watchなら正式版を待つのが安心です。

入れてもよさそうな人

では、watchOS 27パブリックベータを入れてもよさそうなのは、どんな人でしょうか。
向いているのは、以下のような人です。

⚫︎ サブのApple Watchがある人
⚫︎ 不具合が出ても困りにくい人
⚫︎ ベータ版のリスクを理解している人
⚫︎ Siri AIを早く試したい人
⚫︎ スマートスタックや片手操作を確認したい人
⚫︎ Workout Buddyなどフィットネス機能を試したい人
⚫︎ 開発や検証目的で使う人

サブのApple Watchがある人なら、比較的試しやすいです。
普段使いのApple Watchとは別に検証用として使えるなら、不具合が出ても生活への影響を抑えられます。

また、アプリ開発や検証目的で使う人にとっては、パブリックベータを試す意味があります。
Siri AI、スマートスタック、Workout Buddyなどを早く確認したい人にも魅力的です。

ただし、それでもApple Watchは戻しにくいことを前提にしておきたいです。

待ったほうがいい人

一方で、待ったほうがいい人もいます。
特に、以下に当てはまる人は正式版待ちが安心です。

⚫︎ Apple Watchが1台だけの人
⚫︎ 毎日Apple Watchを使っている人
⚫︎ SuicaやApple Payをよく使う人
⚫︎ 通知をApple Watchで確認している人
⚫︎ 健康管理や睡眠記録に使っている人
⚫︎ ワークアウト記録を重視している人
⚫︎ バッテリー持ちが悪くなると困る人
⚫︎ 不具合対応が面倒な人
⚫︎ 正式版まで待てる人

Apple Watchは、iPhoneほど画面を見ていないようで、実はかなり日常に入り込んでいます。

通知を見る。
Suicaで改札を通る。
Apple Payで支払う。
歩数や運動量を見る。
睡眠を記録する。
タイマーを使う。

このあたりが不安定になると、思った以上にストレスです。

特に、Apple Watchを毎日つけている人ほど、ベータ版の不具合は気になりやすいです。
Siri AIやスマートスタックを早く試したい気持ちはありますが、普段使いの1台だけなら、正式版を待つほうが安心です。

正式版まで待つのも十分アリ

watchOS 27パブリックベータは、かなり楽しそうです。

Siri AIがApple Watchで使えるようになる。
スマートスタックが賢くなる。
片手操作が増える。
Workout Buddyやヘルスケア機能も進化する。

Apple Watchをよく使っている人ほど、気になる内容です。

ただし、正式版まで待つことは、決して遅れているわけではありません。
むしろ、毎日使うApple Watchだからこそ、安定性を優先するのは自然です。

『9to5Mac』によると、watchOS 27パブリックベータは夏の間にさらに更新され、正式版は秋にリリース予定です。
今は情報を追いながら、正式版に備えるくらいでも十分です。

Apple Watchは、iPhone以上に「戻せないリスク」を考えておきたい端末です。

まとめ

watchOS 27のパブリックベータが公開されました。
ポイントをまとめると、以下の通りです。

⚫︎ watchOS 27パブリックベータが公開
⚫︎ Siri AIがApple Watchで使えるように
⚫︎ スマートスタックや動的なアプリグリッドが進化
⚫︎ 新しい片手タップ操作が追加
⚫︎ Workout Buddyなど健康・フィットネス機能も強化
⚫︎ Apple Watchは前のwatchOSへ簡単に戻せない
⚫︎ 不具合が出た場合、新しいビルドを待つ必要がある
⚫︎ Suica、Apple Pay、通知、健康記録に使っている人は慎重に
⚫︎ メインのApple Watchなら正式版待ちが安心

watchOS 27の新機能はかなり魅力的です。
特にSiri AIやスマートスタックは、Apple Watchの使い方を変える可能性があります。
でも、毎日使うApple Watchにベータ版を入れるなら、慎重に考えたいところです。

Apple WatchはiPhoneのように簡単に戻せません。
サブのApple Watchがある人や検証目的の人は試しやすいですが、普段使いの1台だけなら、正式版を待つのが安心です。

出典

更新履歴

2026年7月14日:初回公開