Apple Watch Series 12では、新しいチップ、バッテリーの大型化、高血圧に関する新機能、見やすい新文字盤の4つが登場する可能性があります。
なかでも注目したいのは、バッテリーの大型化です。Apple Watchは睡眠記録にも使えますが、夜まで使うと充電のタイミングに悩むことがあります。
電池持ちが改善すれば、日中の通知から睡眠記録まで、より途切れず使いやすくなりそうです。
ただし、Apple Watch Series 12はまだAppleから正式発表されていません。新機能や発売時期は、現時点では噂・報道として見る必要があります。
この記事のポイント
対象製品:Apple Watch Series 12 / Apple Watch 12
情報の確度:噂・報道
公式発表:なし
主な出典:9to5Mac
確認日:2026年7月16日
読者に関係すること:電池持ちや健康機能を重視する人は、現行モデルを今買うか、Series 12まで待つかを判断する材料になる
Apple Watch Series 12に噂される4つの新機能
2026年秋の登場が予想されているApple Watch Series 12について、4つの新機能が報じられています。
⚫︎ 久しぶりとなる新しいチップ
⚫︎ バッテリーの大型化と電池持ちの改善
⚫︎ 新しい高血圧関連機能
⚫︎ 標準モデル向けの新しい文字盤
見た目がまったく新しくなるというより、処理性能、電池持ち、健康管理といった毎日の使いやすさを底上げするモデルになりそうです。
Apple Watchを毎日使っている人にとっては、派手なデザイン変更よりも、充電回数が減ったり、動作が快適になったりするほうがありがたいかもしれません。
現時点でAppleからApple Watch Series 12の正式発表はありません。以下の内容は、報道やリーク情報に基づくものです。
1. 久しぶりに新しいチップを搭載?
Apple Watch Series 12では、久しぶりに中身が大きく変わる新しいチップが搭載される可能性があります。
Apple Watch Series 9、Series 10、Series 11は、基本的に同じ「Watch7」ファミリーに分類されるチップを搭載しているとされています。
一方、2026年モデルは新しい「Watch8」ファミリーとなり、Apple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4には「T8320」と呼ばれる新しいCPUが採用される可能性が報じられています。
Apple Watchに実質的に新しいプロセッサが搭載されたのは、2023年のApple Watch Series 9が最後でした。
新しいチップになれば、アプリの起動や操作が速くなるだけでなく、watchOS 27で導入されるSiri AIや、今後追加されるAI機能を動かすうえでも重要になりそうです。
ただ、今のApple Watchでも通知確認や決済、タイマー程度なら、動作が遅いと感じる場面はそれほど多くありません。
新チップの価値がわかりやすくなるのは、AI機能や健康機能など、これまでより重い処理をApple Watch上で行うようになってからでしょう。
2. バッテリー大型化で電池持ちは改善する?
Battery life
Apple Watch Series 12で最も気になるのが、バッテリーの改善です。
報道によると、AppleはSeries 12でバッテリー自体を大きくするとともに、ほかの部品の電力効率を改善することにも力を入れているとされています。
Apple Watchは通知の確認、Apple PayやSuica、ワークアウト、心拍数の記録など、1日を通して使う製品です。
さらに睡眠記録まで使おうとすると、「いつ充電するか」が意外と悩みどころになります。
夜に充電すると睡眠を記録できず、寝る前に少しだけ充電しようとすると、そのまま忘れてしまうこともあります。
バッテリー容量が増えれば、日中にApple Watchを使い、夜は睡眠を記録して、翌日のどこかで充電するという余裕のある使い方がしやすくなりそうです。
ただし、現時点では具体的なバッテリー容量や、「何時間使える」「何日もつ」といった数字は明らかになっていません。
バッテリーが大きくなっても、同時に新しいAI機能や健康機能が増えれば、消費電力も増える可能性があります。
そのため、「バッテリーが大型化する=駆動時間が大幅に伸びる」とは、まだ言い切れません。
それでも、毎日充電する負担が少し軽くなるだけで、Apple Watchの使い勝手はかなり変わりそうです。
3. 新しい高血圧関連機能が追加される?
健康機能では、新しい高血圧通知機能が追加される可能性があります。
『9to5Mac』が紹介した報道によると、Appleは新しい高血圧通知機能を、米国食品医薬品局(FDA)の審査に提出したとされています。
Apple Watchにはすでに、高血圧の傾向を通知する機能があります。
ただし、一般的な血圧計のように「上が130、下が80」といった血圧の数値を直接測る機能ではありません。
Apple Watchの心拍センサーから集めたデータを一定期間分析し、高血圧の傾向が見られた場合に通知する仕組みです。
今回報じられた新機能が、現在の高血圧通知とどう違うのかは、まだわかっていません。
より短い期間で傾向を見つけられるのか、精度が向上するのか、利用できる国や地域が増えるのかも不明です。
健康機能は、国や地域によって認可が必要になることがあります。そのため、米国で使えるようになっても、日本で同時に利用できるとは限りません。
Apple Watch Series 12を健康管理目的で待つ場合は、日本での提供状況も確認したいところです。
なお、以前から噂されている、針を使わずに血糖値を測る機能については、実用化までまだ数年かかるとみられています。
4. 標準モデルにも見やすい新文字盤?
Apple Watch Series 12の発表に合わせて、新しい文字盤も登場する可能性があります。
報道されているのは、Apple Watch Ultra向けの「モジュラーUltra」を簡略化したような文字盤です。
画面上部のおよそ3分の2を使って時刻を大きく表示し、その下に3つの小さなコンプリケーションを並べるデザインになるとされています。
時間が大きく表示される文字盤は、歩きながら時間を確認したいときや、仕事や家事の合間に一瞬だけ画面を見るときにも便利です。
その下には、天気、予定、バッテリー残量、タイマーなど、よく使う情報を並べられそうです。
Apple Watch Ultraの文字盤は情報量が多く、少しアウトドア寄りの印象もあります。
新しい文字盤が標準モデル向けに調整されるなら、見やすさと日常使いのバランスがよい文字盤になりそうです。
ただし、この文字盤はApple Watch Series 12だけの専用機能ではなく、watchOS 27に対応するほかのApple Watchにも提供される可能性があります。
文字盤だけを目的に、Series 12へ買い替える必要はないかもしれません。
Touch IDは見送りになる可能性
Apple Watch Series 12には、Touch IDが搭載されるという噂もありました。
Apple Watchで指紋認証が使えれば、ロック解除や決済の認証が便利になりそうです。
ただ、最近の情報では、AppleはTouch IDの搭載を見送り、健康機能や大容量バッテリーを優先した可能性が報じられています。
Apple Watchは手首に装着している間、最初にパスコードを入力すればロック解除状態を維持できます。
そのため、iPhoneほどTouch IDの必要性が高くないと判断された可能性もありそうです。
Touch IDを期待してSeries 12を待っている人は、少し慎重に見ておいたほうがよいでしょう。
Apple Watch Series 12はいつ発売される?
Apple Watch Series 12は、Apple Watch Ultra 4とともに2026年9月に発表されると予想されています。
例年どおりであれば、秋のiPhone発表イベントで新しいApple Watchも発表され、その後まもなく予約や販売が始まる可能性があります。
ただし、Appleは現時点で、Apple Watch Series 12の発表日、発売日、価格を公表していません。
「2026年9月に必ず発売される」と決まったわけではないため、今後の公式発表を待つ必要があります。
Apple Watch Series 12まで待つべき?
Series 12まで待つ価値がありそうなのは、次のような人です。
⚫︎ Apple Watchの電池持ちに不満がある
⚫︎ 睡眠記録まで途切れず使いたい
⚫︎ 古いApple Watchを3年以上使っている
⚫︎ 新しい健康機能を重視したい
⚫︎ Siri AIなど今後のAI機能に期待している
⚫︎ 2026年秋まで買い替えを待てる
特に、今使っているApple Watchのバッテリーが夜までもたない人は、Series 12の続報を待つ意味がありそうです。
一方、今のApple Watchが故障している人や、初めてApple Watchを購入する人は、必ずしも数か月待つ必要はありません。
Series 12で噂されている内容は、今のところ、バッテリーやチップ、健康機能の着実な改善が中心です。
デザインが完全に変わる、大型ディスプレイになる、充電なしで何日も使えるといった、大幅な刷新が報じられているわけではありません。
現在のモデルで必要な機能を満たせるなら、値下がりしたタイミングで現行モデルを選ぶのも現実的です。
反対に、「次に買うなら少しでも電池持ちがよいモデルがいい」という人は、Series 12の正式発表を見てから判断するほうが後悔しにくいでしょう。
Apple Watch Series 12は派手さより実用性重視?
Apple Watch Series 12では、新チップ、バッテリー、高血圧関連機能、新文字盤の4つが登場する可能性があります。
なかでも、毎日の使いやすさに直結するのはバッテリーです。
Apple Watchは高機能になっていますが、充電の回数が多いと、通知や決済、健康記録、睡眠記録をすべて途切れず使うのは難しくなります。
少しでも電池持ちがよくなれば、使える機能が増える以上に、「充電を気にせず使える」という安心感につながりそうです。
一方で、バッテリーの具体的な駆動時間や、新しい高血圧機能の詳細、日本での提供時期はまだわかっていません。
Apple Watch Series 12は、見た目を大きく変えるモデルというより、毎日の不便を少しずつ減らす堅実なアップデートになるのかもしれません。
現時点でAppleからの公式発表はありません。購入を検討している人は、2026年秋と予想される正式発表を待って、バッテリー性能や対応機能を確認してから判断するのが安心です。
出典
出典:https://9to5mac.com/2026/07/15/apple-watch-series-12-four-rumored-new-features-coming-soon/
更新履歴
2026年7月16日:初回公開
