Apple Intelligence対応の、初めてのスマートホーム製品に?
Appleの次期スマートホーム製品は、ディスプレイを備えた「HomeAccessory」という製品で、社内コード名J490で呼ばれており、A18チップを搭載する見込みです。このため、既存のHomePodモデルとは異なり、Apple Intelligenceのフル機能と新しいSiriをサポートすることが期待されています。
現在のHomePodとHomePod miniには、それぞれApple WatchのS7とS5チップが搭載されています。AppleがこれらのHomePodモデルを短期間でApple Intelligenceに対応させるかは不明ですが、いずれにせよ、ディスプレイ付きHomePodがApple Intelligence対応の初めてのスマートホーム製品になる可能性が高いと考えられています。
スクエア型ディスプレイの搭載か
『9to5Mac』の情報によると、Appleの次期製品には正方形のディスプレイが採用される予定です。
特に注目すべきは、現行のHomeAccessoryがiPadのような長方形ではなく、正方形のディスプレイを備えている点です。また、ブルームバーグのマーク・ガーマン氏もこの情報を裏付け、「ディスプレイはiPhone 2台を並べた程度のサイズになる」と述べています。
独自のフォームファクター
Appleの次期スマートホーム製品には、FaceTimeやビデオ通話用のカメラが内蔵される予定です。他のスマートホームディスプレイとは異なり、Appleは単にスピーカーにディスプレイを付けるのではなく、ディスプレイを製品の中心に据える方針かもしれません。
以前、ブルームバーグのマーク・ガーマン氏はこの製品を「壁に磁石で取り付けられるiPadのようなスマートディスプレイ」と表現していました。安価なiPadと比べたときの魅力はまだ不明ですが、Appleが独自のアプローチを検討している可能性があります。
さらに、ガーマン氏によれば、この製品にはiMac G4を思わせるスタンドが付属するかもしれませんが、スタンドにスピーカーが含まれるかどうかは不明です。筆者個人的には、スピーカーが付くのではと予想しています。
新OS「homeOS」の登場か
『ブルームバーグ』のマーク・ガーマン氏によると、Appleはディスプレイ付きスマートホーム製品向けに「homeOS」という新しいオペレーティングシステムの導入を検討しているようです。この情報は、今年初めの報道とも一致しています。
筆者個人的には、iOSデバイスのバックアップも可能な、新しいTime Capsuleがあればと期待しています。特に、地方や海外のネット環境では、オンラインバックアップだけでは信頼性が十分ではないこともあるためです。
また、『9to5Mac』は以前、tvOS 18のベータ版内で「PlasterBoard」と呼ばれるロック画面インターフェースを発見しました。これは、tvOSが将来的にhomeOSの基盤として機能する可能性を示唆しています。
発売は2025年春か?
『9to5Mac』の情報筋によれば、Appleはこの製品を2025年春に発売することを目指しているようです。計画が変更される可能性もありますが、少なくとも来年中には発表が期待できそうです。
Reference from: Apple is working on an all-new product for your home: Here’s what to expect next year