オーディオ品質にこだわる全てのユーザーに向けて開発したとするハイエンド・アナログプレーヤー
イースタンサウンドファクトリーが取り扱うREVOX(ルボックス)ブランドより、ハイエンドターンテーブル「STUDIOMASTER T700」が登場。今回は、「オーディオ品質にこだわる全てのユーザーに向けて開発した」を謳う、ベルトドライブ式のターンテーブルで、回転制御やプリアンプ設計技術を存分に注ぎ込んだ同商品についてご紹介する。
①安定した再生
同製品は、MCフォノプリアンプを内蔵し、カートリッジからの最短かつ最適な接続を確保することで信号品質を最大限に確保。さらに非接触型光学センサーを用いた高精度な電子PLL速度制御システムを搭載する。これにより回転中のわずかな変動も補正して、環境の変化や摩耗による影響を最小限にした、安定した再生が可能だとしている。
②安定した操作性と優れた音質
また軽量かつ高剛性のカーボンファイバーを使った、スタティック・バランス型トーンアームも採用。オイルダンパー付きのアームリフトも搭載する。12~14Hzの理想的な共振特性を備え、安定した操作性と優れた音質が得られるという。
さらに本体のガラスプレート上にはバックライト付きのタッチセンサーを備え、シンプルな操作性を実現。回転速度のキャリブレーションもできる。プラッターには、剛性が高く共鳴特性が非常に低いPOM(ポリオキシメチレン)素材を使用しているため、ターンテーブルマットは不要。プレーヤーを保護するアクリル製のダストカバーも付属する。そのほか付属品は、デジタル針圧計、カーボン製レコードブラシ、丸型水平器、アンチスケーティングウェイト、テスト用ウェイト、ドライブベルト、六角レンチ。これらは専用の収納ボックスに収められているため、手軽に調整やメンテナンスができる。
付属カートリッジのQuintet Black Sは、オルトフォンQuintetシリーズの最上位モデルで、高性能サファイアカンチレバーに最高品質のスタイラスプロファイルとされるNude Shibata(ヌードシバタ)ダイヤモンドを使用。スリムで高度な研磨を施されたプロファイルで広い接触が可能で、高周波情報を含む精密で純正な再生を実現したとのこと。
再生周波数帯域は7Hz~80kHz(-3dB)、SN比は-69dB(20Hz〜20kHz)。回転速度は33/45(rpm)、MCインピーダンスは6段階(47/100/220/470/1k/2kΩ)、入力感度は4段階(150/300/600µV/1,200mV)。出力はステレオRCAのラインアウト。
外形寸法は470×337×156mm(幅×奥行き×高さ/ソケット除く)、総重量は10.3kg。価格はオルトフォン製カートリッジ「Quintet Black S」付属モデルが88万円、カートリッジなしモデルが66万円となっている。
製品情報
「STUDIOMASTER T700」
「Quintet Black S」付属モデル 880,000円
カートリッジなしモデル 660,000円
公式サイト
musikelectronic geithain、QED、Q Acousticsの国内正規輸入代理店、株式会社イースタンサウンドファクトリーのオフィシャルサイト
出典:https://esfactory.co.jp/products/revox/734-t700-bk.html