2007年1月9日、サンフランシスコで開催されたMacworldで、スティーブ・ジョブズが次のように語りました。

初代iPhoneは、タッチコントロール付きのワイドスクリーンiPod、インターネット通信機能、デスクトップクラスのメールやウェブブラウジングを1台に統合した画期的なデバイスでした。その操作性は「究極のポインティングデバイス」を使うことで実現し、モバイルデバイスの新たな基準を打ち立てました。

初代iPhoneが発表された当時、「iPhone」という名前はCiscoが商標を保持していました。しかし、AppleとCiscoは2007年2月になって、両社がこの商標を使用できるように合意しました。

同じイベントで紹介されたのがApple TVで結局、当初は「iTV」という名前で発表されました。この名前変更の背景には、英国のテレビネットワーク「ITV」との商標問題があり、Appleは名前を「Apple TV」に変更しました。

Apple TVは、iTunes Storeで購入した映画や音楽を大画面で楽しむためのセットトップボックスとして登場しました。このデバイスは、リビングルームでの視聴体験を変える革新的な存在となり、大きなテレビ画面でiTunesデジタルコンテンツを視聴することができるようになりました。

特に、当時としては斬新だった「映画をダウンロードしてテレビで視聴する」という仕組みが、Apple TVの最大の魅力でした。これにより、家庭でのデジタルコンテンツ視聴の可能性が大きく広がり、Apple TVは家庭用のエンターテインメント市場において、確固たる地位を確立しました。

初代iPhone発表当時のプレスリリースは、その後の進化を予感させるものでした。
iPhoneは、スマートフォンというカテゴリを確立し、私の日常を一変させました。

Appleのプレスリリースは時代とともに進化してきましたが、そのメッセージの核は変わりません。「世界を開拓し、人々の可能性を広げる」という理念を貫き続けています。



初代iPhoneの誕生から18年。
今iPhoneは世界のイノベーションをリードする存在です。iPhone、お誕生日おめでとう。
そして、これからの進化も楽しみにしています。