CIRPレポートの概要
CIRPは、ホリデーシーズン中のiPhone売上構成に関するレポートを発表しました。このレポートでは販売数そのものではなく、iPhone 16発売後の各モデルの売上比率に焦点を当てています。
最も注目されたポイント、モデル別の成長と減少
好調だったモデル
四半期で最も成長が見られたのは、基本モデルのiPhone 16です。
ベースモデルのiPhone 16は、全売上の21%を占め、2番目に人気のあるモデルとなりました。これは、2023年12月期にiPhone 15が15%だったのと比較して大幅な増加であり、以前のベースモデルの水準に回復したと言えます。出典:iPhone 16 Model Sales Suggest More Thrifty Buyers
減少したモデル
一方、売上の減少が見られたのは、iPhone 16 Pro Maxでした。ただし、依然として最も売れているモデルです。
iPhone 16 Pro Maxは全売上の23%を占め、最も人気のあるモデルでした。しかし、2023年12月期に15 Pro Maxが26%を占めていたのと比較するとシェアが減少しています。出典:iPhone 16 Model Sales Suggest More Thrifty Buyers
販売構成の背景
Appleは今年、基本モデルのiPhone 16を大幅に改良しており、成長は予想通りと言えます。この成長は、性能がやや伸び悩んだ昨年のiPhone 15基本モデルを購入しなかった層が流入した結果とも考えられます。
Pro Maxモデルは依然として売上トップの座を維持していますが、CIRPによると、ProとPro Maxを合わせた売上比率は、過去5年間の12月期で最も低い水準にとどまったとしています。
今後の展望
Appleは次期モデルとして「iPhone 17 Air」や強化版iPhone SEの登場を控えています。これにより、来年のiPhone 17シリーズの販売動向にも注目が集まるでしょう。
あなたはこのiPhone 16の売上構成についてどう思いますか?
Reference from : This iPhone 16 model got a big sales boost, but one popular pick has slipped
A new report gives us a look at the sales mix for iPhone 16 models during the holiday quarter, with two surprising shifts.