翻訳とナビゲーションのデフォルト設定が可能に
Appleは以前から、「設定」アプリ内でデフォルトアプリのコントロール機能を提供していました。しかし、iOS 18.2で新しいカテゴリと専用ハブが導入されたことで、この機能がさらに強化されました。
そして、iOS 18.4では、さらに2つのカテゴリが追加されています。
1. 翻訳(グローバル対応)
世界中のユーザーが利用可能な新機能で、デフォルトの翻訳アプリを変更できます。
● Appleの「翻訳」アプリ
● Google翻訳 などのサードパーティアプリ
2. ナビゲーション(EU限定)
EU圏のユーザーのみが利用できる機能で、デフォルトのナビゲーションアプリを変更できます。
● Appleマップ
● Googleマップ
● Waze などの他社製アプリ
ナビゲーションのデフォルト設定がEUに限定される理由
EU圏では、デジタル市場法(DMA)により、Appleはサードパーティアプリとの公平な競争を促進する義務があります。そのため、ナビゲーションのデフォルト変更がEUでのみ可能になっていると考えられます。
例えば、デフォルトのナビゲーションをGoogleマップに設定した場合、iMessageで受け取った住所をタップすると、自動的にGoogleマップで開くようになります。
デフォルトアプリの設定方法
デフォルトのアプリは、以下の手順で変更できます。
1.「設定」アプリを開く
2.「アプリ」→「デフォルトのアプリ」に進む
3. 変更したいカテゴリ(翻訳 / ナビゲーション)を選択
4. 希望のアプリをデフォルトに設定
まとめ
iOS 18.4では、翻訳とナビゲーションのデフォルトアプリ設定が可能になりました。特に、EU圏のユーザーはAppleマップ以外を標準設定できるという大きなメリットがあります。
あなたはこの新機能を活用しますか?
引用元:iOS 18.4 lets you set default iPhone apps in these new categories
Apple is providing new options for setting default iPhone apps in iOS 18.4 across two categories, but one is exclusive to the EU.