折り目のないディスプレイと薄型設計
クオ氏によると、Appleの折りたたみiPhoneは、ディスプレイに折り目がほとんど見えない技術を採用する可能性が高いとのこと。さらに、以下のような高級ハードウェアが採用されると予測されています。
● ステンレススチールとチタン合金を組み合わせた高耐久ヒンジ
● 広げた状態で厚さ4.5mmの超薄型デザイン(折りたたむと約9.5mm)
● 7.8インチの内側ディスプレイ、5.5インチの外側ディスプレイ
特に、厚さ4.5mmは折りたたみスマホとしては非常に薄い設計であり、サムスンの折りたたみスマホ(折りたたみ時12mm)よりも大幅にスリム化されています。
また、Appleはこの技術を活用し、18インチの折りたたみ式MacBook/iPadの開発も進めていると報じられています。
Face IDは非搭載、Touch IDが復活か
この超薄型設計により、Face IDの搭載は見送られる可能性が高いとのこと。
クオ氏は、Touch IDがサイドボタンに統合されると予測しています。これは、iPad AirシリーズのTouch IDボタンと似た方式となる見込みですが、ホームボタンのないiPhoneで指紋認証が導入されるのは初めてとなります。
カメラは3つ搭載、折りたたみ時でも利用可能
カメラ構成については、前面カメラ1つ、背面カメラ2つの合計3つが搭載されるとのこと。
特に前面カメラは、折りたたんだ状態でも広げた状態でも使える配置になるとみられます。これにより、折りたたみ状態でも高品質なセルフィー撮影やビデオ通話が可能になります。
折りたたみiPhoneは少量生産、2026年の出荷台数は最大500万台か
折りたたみiPhoneの最初のモデルは、製造の複雑さから比較的少量生産となる見込みです。
● 2026年の出荷台数:300万~500万台
● 2027年の販売台数:2000万台(第2世代モデルを含む)
Appleは2027年後半に改良版の第2世代モデルを投入する予定で、それに伴い生産台数も増える可能性があります。
まとめ
● 折り目のないディスプレイを採用
● 広げた状態で4.5mmの超薄型デザイン、折りたたむと約9.5mm
● Face ID非搭載、代わりにTouch IDをサイドボタンに統合
● 7.8インチの内側ディスプレイ、5.5インチの外側ディスプレイ
● 前面カメラ1つ、背面カメラ2つの合計3カメラ構成
● 2026年に発売、価格は2000ドル以上(約30万円以上)
● 初年度の出荷台数は300万~500万台、2027年には2000万台を見込む
Apple初の折りたたみiPhoneは、単なるスマホの進化ではなく、新しいカテゴリのデバイスになる可能性があります。
あなたはこの折りたたみiPhoneに興味がありますか?
引用元:Apple’s first foldable iPhone may feature crease-free display, but lacks Face ID and costs more than $2000