目指すは「一枚ガラス」のiPhone
現在のiPhoneは「ダイナミックアイランド」や「ノッチ」などで前面カメラやFace IDを処理していますが、Appleの最終ゴールは「ディスプレイだけのシンプルなフルスクリーン」。
これを実現するために、Appleは2段階の技術的ステップを踏もうとしているようです。
ステップ1:Face IDをディスプレイ下に
まずは、Face ID(顔認証)のセンサー類を画面の下に埋め込む技術。
すでにAppleはそのための特許を取得しており、課題だった「赤外線がディスプレイを通らない問題」も、サブピクセルを間引く方法で解決したと見られています。
この技術は、2026年に発売されると噂される iPhone 18 Proの2モデルに初搭載される可能性が高いとのことです。
ステップ2:画面下セルフィーカメラ
さらに難易度が高いのが、前面カメラを完全に画面下に埋め込むこと。
これまでも試みられてきた技術ですが、画質が大きな壁となってきました。
ただし、Weiboのリーカー「Digital Chat Station」によると、2027年のiPhoneに搭載される計画があるとのこと。
このタイミング、実は「iPhone発売20周年記念モデル」にあたる年。Appleが何か大きなサプライズを仕込んでいても不思議ではありません。
3年かけて「全面ディスプレイ化」?
リーク情報をまとめると、Appleの進化スケジュールはこんな感じになりそうです。
年 | 変化の内容 |
---|---|
2025年 | 背面が大型マトリックスカメラに刷新 |
2026年 | 前面がホールレススクリーンに(画面下Face ID) |
2027年 | 完全フルスクリーン(画面下Face ID+前面カメラ) |
このままいけば、「前面カメラがどこにも見えないiPhone」が現実になるのも、そう遠くない話です。
9to5Macの視点:夢はあるけど現実は厳しい?
Appleは昔から「最初に出すより、最高の完成度を目指す」ことで知られています。
カメラもその例外ではなく、今では セルフィーの画質=iPhone選びの決め手になることも少なくありません。
だからこそAppleは、妥協せず画質を担保できるタイミングまでリリースを待つ可能性も。
とはいえ、20周年という節目に向けて、Appleが大勝負を仕掛けてくるなら、それは“まさに今”かもしれません。
あなたは、ノッチもパンチホールもない“フルディスプレイiPhone”、欲しいと思いますか?
未来のiPhoneの姿が、少しずつ見えてきましたね。
Reference from:Leaker suggests under-screen selfie camera in iPhone 19