次世代iPhoneの熱対策、いよいよ本気?
情報源はおなじみのリーカー、Majin Bu氏。今回のリーク画像は、これまでで最もリアルに「Appleがどうやって高性能チップの発熱を抑えるか」の未来を見せてくれています。
そもそも「蒸気室冷却」って何?
今のiPhoneは、熱を分散させるために“グラファイトシート”という素材を使っています。でも、これは表面全体にじわ〜っと熱を広げる方式。
それに対して、蒸気室冷却はゲーミングPCやAndroidのハイエンド機でおなじみの技術。
👇仕組みはこう
1, 金属板の中に封入された液体が熱で蒸発
2, 蒸気が冷たいエリアに移動して凝縮
3, 液体になってまた元に戻る
これをグルグル繰り返して、すばやく均一に熱を逃がすという仕組みです。
効率が全然違います。
Appleは、これを既存のグラファイト冷却と併用するのではという見方も強まっています。
Bu氏のリーク画像がこれ!
Majin Bu氏が共有したのは、製造前段階とされる蒸気室ベースプレートの画像。
見た目は、銅素材に細かい穴が空いた、VC(Vapor Chamber)独特のパターン。まさに本物っぽい構造です。
なぜ今この冷却が必要?
理由はシンプル。A19 Proチップの登場です。
Bu氏はこう述べています。
このシステムの必要性は、A19 Proの高負荷処理によって説明できます。特に生成AIのオンデバイス実行が、GPUやゲーム以上に強烈な発熱を引き起こすのです出典:X@MajinBuOfficial
つまり、今後のiPhoneでは「AI処理の重さ」も考慮しないと、冷却性能が追いつかないというわけ。
さらに軽いシャーシも検討中?
熱を逃がしやすくするため、Appleはシャーシ素材をアルミ系の軽量材に変更する可能性もあるそうです。軽くなって、冷えやすくなる。ユーザーにとっては嬉しい方向ですよね。
まとめ:ついにiPhoneも“冷却ガチ勢”に?
これまで「iPhoneって熱くなるな〜」と思っていた人には朗報かも。
ついにAppleも、本格的な冷却システムに踏み出すかもしれません。
みなさんは、iPhone 17 Proの冷却進化に期待しますか?
それとも「バッテリー持ち」の方が気になる派?
参照リンク
An image shared by Majin Bu offers what may be the clearest look yet at Apple’s rumored solution to the growing challenge of heat dissipation.