Appleが準備を進めているとされる「Apple Glasses」。ブルームバーグによると、この製品は2026年にも発表される見込みですが、実際に手に入るのは2027年になるとのことです。

通常、Appleは発表から間を置かずに製品を出荷します。これは同社の秘密主義文化とも合致していて、「準備が整ったものだけを見せる」という姿勢を守ってきました。

しかし例外もあります。
Apple Vision Proは2023年のWWDCで発表されましたが、出荷は翌年まで待つことになりました。ほかにも初代HomePodやApple Watchも、発表から発売まで時間差を設けた「2段階リリース」が採用されました。

この戦略のメリットは大きく2つあります。
⚫︎ 開発者に新しいプラットフォーム用アプリを準備する時間を与えられる
⚫︎ 製品が一部の市場で遅れていることへの批判を和らげる

Apple Glassesも同じ流れになる可能性が高いと見られています。
WWDC 2026で発表し、2027年に一般販売。Appleの新しいデバイスカテゴリだからこそ、この「時間差リリース」が選ばれるようです。

もちろんまだ計画が変わる可能性もありますが、もし本当にWWDC 2026でお披露目されるなら、Appleファンにとっては大きなイベントになりそうです。