iPhone SEは、手頃な価格でApple製品を利用できる入門モデルとして2016年に初めて登場しました。初代モデルは、iPhone 5sをベースにしており、平らな側面のクラシックなデザインが好評を博しました。一部のユーザーにとっては、小型で扱いやすいデザインやシンプルな操作性が魅力的で、最新のフラッグシップモデルからSEへ乗り換える人もいたほどです。

その後、2020年モデルではホームボタンを搭載した最後の主力機種であるiPhone 8をベースにデザインされ、2022年にはマイナーチェンジ版のiPhone SE第3世代が発売されました。しかし、iPhone X以降のデザインが主流となった今、iPhone SE第3世代は時代遅れと感じるユーザーも多いでしょう。

今年発売予定の新型iPhone SEは、これまでのSEシリーズと比べて大幅な進化を遂げるとされています。基本デザインはiPhone 14をベースにしており、フラッグシップモデルに近い現代的な外観を採用します。ノッチディスプレイが搭載され、ダイナミックアイランドは非対応ですが、それでも前世代モデルと比べて格段に洗練された印象です。

また、リーカーのMajin Buによると、新モデルは従来の「SE」という名称ではなく、「iPhone 16E」という新しい名前になる可能性があるとのこと。以下が彼の予測です。

Majin Buは過去にいくつか正確な予測を提供しており、例えばiPhone 16 Proの「デザートチタニウム」カラーや、iPhone 16ベースモデルのカメラレイアウト（垂直配置）についても的中させています。ただし、Apple Pencilの磁気ペン先など、誤った情報も少なくありません。

今回の「iPhone 16E」という名称については、確かに新しい名前が与えられる可能性も考えられます。ただし、16シリーズの他のモデルと異なるタイミングで発売される場合、消費者に混乱を与えるリスクもあります。そのため、この名前の採用には慎重な姿勢で臨む必要があると考えられます。

iPhone SEの最新モデルは、Appleのエントリーレベルモデルとしてこれまでで最大の進化を遂げることが予想されています。「iPhone 16E」という名称の採用は、製品の刷新を象徴するものとなる可能性がありますが、現時点ではまだ確定的な情報ではありません。Appleが正式発表するまで、今後の続報に注目しましょう。