#iPadAir 、2025年モデルに期待できること

ブルームバーグの最新の報道によると、Appleは早ければ2025年春に、内部改良を施した新しいiPad Airを発表する予定だという。

出典元:photo by 9to5mac

ブルームバーグの最新の報道によると、Appleは早ければ2025年春に、内部改良を施した新しいiPad Airを発表する予定だという。

目次

新しいMagic Keyboardの登場

iPad Airは2024年初頭にM2チップを搭載してリフレッシュされたばかりだ。そのため、通常の18〜24か月の更新サイクルではなく、約12か月という短いスパンでのアップデートとなる。これほど短い間隔での刷新となると、Appleが実際にどのような改良を施すのか気になるところだ。

少なくとも、AppleはiPad Air専用の新しいMagic Keyboardを設計していると報じられている。現在、iPad Airは2020年にiPad Pro向けに導入されたオリジナルのMagic Keyboardデザインを採用しているが、それ以来、ほかのiPadシリーズでは新しいキーボードが次々と登場している。

● iPad(無印) → 「Magic Keyboard Folio」
● iPad Pro(2024年モデル) → アルミニウム製の新しいMagic Keyboard

Appleの情報に詳しいマーク・ガーマン氏によると、iPad Air向けの新しいMagic Keyboardには、新たにファンクションキーの列が追加される予定とのこと。ただし、iPad Pro向けのMagic Keyboardとは異なり、アルミニウム製のトップケースは採用されないようだ。

この新しいMagic Keyboardの価格がより手頃になることを期待したい。現在、Magic Keyboardの価格はiPad Pro向けのものと変わらず、11インチモデルで299ドル、13インチモデルで349ドルとなっている。新しいMagic Keyboardが価格面での改善をもたらすかもしれない。

ディスプレイのアップグレードはあるか?

Appleは、iPad Airや今後登場するほかの製品向けに90Hzディスプレイ技術の開発に取り組んでいるとの情報がある。

次世代のM3 iPad Airには、新たに90Hz前後のリフレッシュレートに固定された“Liquid Motion”パネルを搭載したLCDディスプレイが採用される可能性がある。また、この技術は24インチiMacや次世代のStudio Displayにも展開されるかもしれない。
出典:Rumor: Apple developing 90Hz display tech for iPad Air, Studio Display, and iMac - 9to5Mac

ただし、この情報はまだ他の信頼できるリーク元からは裏付けられていない。ディスプレイアナリストのロス・ヤング氏は「Appleが90Hzの新型ディスプレイを開発している話は聞いていない」としており、実際に採用されるかどうかは不透明だ。

M3チップを搭載?

著名リーカーのエヴァン・ブラス氏によると、Appleはこれまでの慣例どおり、次世代iPad AirにM3チップを搭載する可能性が高いという。

M3チップはすでにMacBook AirやiPad Proに搭載されており、iPad Airの性能向上にも期待が持てる。

Apple初の5Gモデムが登場?

ブルームバーグによれば、Appleが自社開発した5GモデムをiPad Airのセルラーモデルで初めて採用する可能性があるとのこと。このモデムは、2025年以降に低価格のiPadにも展開され、2026年のアップデートでiPhoneやiPad Proにも搭載される予定とされている。

Face IDは搭載される?

マーク・ガーマン氏の「Power On」ニュースレターでは、次世代iPad AirにFace IDが搭載される可能性が示唆された。しかし、彼は「AppleはiPad Proとの差別化を意識しているため、Face IDの搭載を避けるかもしれない」とも述べている。

Face IDは便利な機能ではあるが、iPad Proに初めて搭載されてからすでに6年以上が経過している。そのため、iPad Airにも搭載される可能性はあるが、現時点では確実とは言えない。

その他の潜在的な改良点

ここからは推測の域を出ないが、Appleが他の製品で導入した機能の一部が、次世代iPad Airにも採用される可能性がある。

⚫︎ 600ニットの明るさを標準化(現在は13インチM2 iPad Airのみが600ニット、11インチモデルは500ニットのまま)
⚫︎ Wi-Fi 7のサポート(iPhone 16シリーズで導入予定)
⚫︎ 背面LEDフラッシュの追加(2021年のiPad miniでは採用されたが、iPad Airには未搭載)
⚫︎ Thunderboltポートの採用(現在はiPad Proのみ対応)
⚫︎ より高品質なマイクアレイ

2025年のiPad Airに期待できる?

次世代iPad Airは、Magic Keyboardの改良、90Hzディスプレイの可能性、M3チップの搭載、自社開発の5Gモデムの採用など、着実なアップグレードが期待される。

あなたは2025年に登場する新型iPad Airを楽しみにしていますか?
今回のリフレッシュは購入する価値があると思いますか?

引用元:Next-gen iPad Air: Here’s what to expect this year

公式サイト

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