iPhoneの買い替えサイクルが短縮傾向に
調査会社CIRPの最新レポートによると、2024年12月までの直近の四半期で、iPhoneの買い替え傾向に変化が見られたとのことです。
アナリストのマイケル・レビン氏とジョシュ・ロウィッツ氏は、次のように報告しています。
● 2024年12月四半期のiPhone購入者のうち、36%が前のiPhoneを2年以下しか使っていなかった
● 2023年12月四半期の同データは31%だったため、5ポイント増加
一方で…
● 3年以上同じiPhoneを使っていたユーザー(33%)と、2〜3年使用したユーザー(30%)の割合はやや減少
つまり、最新のiPhoneに短期間で買い替える人が増えていることが明らかになっています。
なぜアップグレードが早まっているのか?
投資家やアナリストは長年、「ユーザーはどれくらいの頻度で新しいiPhoneにアップグレードするのか?」という疑問に関心を寄せてきました。
なぜなら…
● 2年ごとに買い替えるユーザーが増えれば、Appleの売上に大きなプラス要因
● 逆に、3年・4年・5年以上同じiPhoneを使う人が増えれば、売上にマイナスの影響
Apple Intelligenceが影響している可能性
9to5Macは、この傾向について「Apple Intelligenceの影響があるのでは?」と分析しています。特に、iPhone 15(Proモデル以外)以前のユーザーにとって、AI機能は通常より早くアップグレードする動機になっている可能性があるとのこと。
また、ティム・クックCEOは、最近の発言で「Apple Intelligenceの登場後、特にAI対応のiPhone 16シリーズの販売が好調だった」と述べています。
つまり、Apple Intelligence対応の新しいiPhoneを使いたいユーザーが、これまでより早く買い替えを決断しているのかもしれません。
iPhoneの買い替えが早くなった理由は?
iPhoneのアップグレードサイクルが短縮した背景には、さまざまな要因が考えられます。
● Apple Intelligenceなどの新機能
● 最新のAI機能を試したいというユーザー心理
● キャリアの新たな割引プランや下取りプログラム
あなたは、iPhoneの買い替えが早まっているのはApple Intelligenceの影響だと思いますか?
Reference from : iPhone users are upgrading devices faster now, likely for Apple Intelligence
Apple Intelligence seems to be driving faster iPhone device upgrades than would have otherwise happened, per a new report.