iPhone 16には8Kビデオがなかった理由
iPhone 16の全モデルは、最大4Kのビデオ録画に対応しています。具体的には、スタンダードモデルやPlus、16eでは最大60fps、ProおよびPro Maxモデルでは最大120fpsのスローモーション撮影が可能です。
発売前の段階で、AppleがiPhone 16 Proモデルで8K録画を内部的にテストしていたとする情報もありました。8K映像は約35メガピクセル相当のデータを必要とするため、広角および超広角カメラでの撮影には十分なセンサー解像度が必要です。iPhone 16 Proシリーズに搭載されているA18 Proチップも、8K録画に対応していると見られていました。
しかしながら、望遠カメラは引き続き12MPのままで、これがAppleが8K対応を見送った主な理由と考えられます。Appleは、ユーザーが撮影中に複数のレンズをシームレスに切り替えられる体験を重視しているため、8K撮影中に望遠レンズが使えないとなると整合性に欠けるのです。
iPhone 17では8Kが実現か?
2025年のiPhone 17シリーズでは、この制約が解消される可能性があります。複数の報道によると、Appleは望遠カメラも含め、3つの背面カメラすべてを48MPの高解像度センサーにアップグレードする見通しです。これにより、すべてのレンズで8Kビデオ撮影が可能になると期待されています。
中国の信頼性あるリーカー「Fixed Focus Digital」も、Weiboの投稿でこれを裏付けるようなコメントを残しています。ややぎこちない機械翻訳ながら、次のように述べられています。
8Kを手にしたiPhone 17シリーズに期待しましょう。出典:Sina Visitor System
このリーカーは、以前にiPhone 16eの名称や「デザートチタニウム」カラーの存在を事前に的中させており、その情報の正確さには定評があります。
まとめ
iPhone 16で8Kビデオ撮影が見送られた背景には、ハードウェア構成とユーザー体験の整合性を保つというAppleらしい理由があったようです。しかし、来たるiPhone 17ではその制約が解消され、ついに8K時代が本格到来するかもしれません。
あなたはiPhoneで8K撮影を使ってみたいですか?
Reference from:8K video recording on the iPhone 17 backed by leaker