■ 厚みと重さは増したが、スペックは圧倒的
Mate 70 Airは、iPhone Airよりわずか1mm厚く、重量も約30%増。
それでもその分、4つのリアカメラと6500mAhの大容量バッテリーを搭載することで、性能面では大きく上回っています。
Huaweiは発表時に、他社の薄型スマホに対して次のようにコメントしました。
「Mate 70 Airは薄型ながら、性能を犠牲にしていません。
iPhone AirやSamsungのEdgeシリーズとは異なり、
フルビュー画面と高リフレッシュレートで、どの角度からも鮮明な表示を実現します。」
■ バッテリーはiPhone Airの“2倍”持つ?
搭載されているシリコンカーボンアノードバッテリー(6500mAh)は、iPhone Airの約2倍の容量。
Huaweiは最大50時間のバッテリー駆動をうたい、さらに66Wの超高速充電にも対応しています。
AppleやSamsungが薄型モデルでバッテリー容量を抑えたのに対し、
Huaweiは真逆のアプローチで“パワー重視”を貫きました。
■ 4眼カメラが夜にも強い
Mate 70 Airのリアカメラ構成は以下の通り。
・50MP メインカメラ
・12MP RYYB 望遠カメラ
・8MP 超広角カメラ
・1.5MP マルチスペクトル“レッドメープル”カメラ
暗所撮影や夜景モードにも最適化されており、
「プライマリカラーカメラ」を強調する点が特徴。
フロントはパンチホール式カメラで、デザイン面でも最近のトレンドを押さえています。
■ iPhoneファンには響かない?でも競争は歓迎
もちろん、AppleユーザーがすぐにMate 70 Airへ乗り換える可能性は低いでしょう。
しかし、こうした挑戦的な新モデルの登場は、Appleの次期「iPhone Air 2」の開発にも良い刺激を与えそうです。
薄型スマホ市場は、いま確実に面白くなってきています。
