■ iPhone Air 2は「再設計のため延期」
11月11日の最新情報によると、AppleはiPhone Air 2をより魅力的なデバイスにするため、
再設計に着手しており、その影響でリリースが延期されたとのこと。
The Informationの報道では、Appleがエンジニアやサプライヤーに「次期iPhone Airをスケジュールから一時的に外す」と通知したとされています。
再設計には、2つ目のカメラレンズの追加や薄型・軽量ボディの改良が含まれると伝えられており、一部のAppleエンジニアは「2027年春に再設計版をリリースする構想」を検討しているそうです。
ただし、実際の実現可能性については「まだ時期尚早」とされています。
■ 当初の発売計画と開発状況
当初、iPhone Air 2はiPhone 18 ProおよびiPhone Foldと同時に、
2026年秋の発売が見込まれていました。
このモデルは現行よりも軽量で、バッテリー容量が増加し、
さらにiPhone 17 Proで初導入された蒸気室冷却システムを搭載する計画だったといいます。
また、最近のサプライチェーン情報では、
iPhone Air 2にデュアルカメラ(広角+超広角)が採用される可能性も指摘されていました。
しかし、今回の延期により、これらの仕様はすべて再調整される見通しです。
■ 生産ラインは一時停止へ
報告によると、主要サプライヤーのFoxconnはiPhone Airの生産ラインを段階的に解体中で、月末までに完全停止する予定。
もう一方の製造パートナーであるLuxshareも、10月末で生産を終了したとのことです。
こうした動きを受けて、Appleの2026年秋の新モデルラインナップは、
⚫︎ iPhone 18 Pro
⚫︎ iPhone 18 Pro Max
⚫︎ iPhone Fold
の3モデルに絞られるとみられます。
ベースモデルのiPhone 18/18eは、翌2027年春の発売が予定されています。
■ Airシリーズの未来は?
販売面では苦戦しているiPhone Airですが、一部関係者は「完全に中止ではなく、
大幅な再設計を経て再登場する可能性がある」と指摘。
2027年春には、標準モデルと同時に改良版iPhone Air 2が登場する可能性が残されています。
■ 9to5Macの見解
筆者は「iPhone Airは薄くて軽いデザインが最大の魅力で、
6.5インチのディスプレイも使いやすい」と評価。
一方で、Appleが再び「mini」や「plus」モデルと同じく販売不振で方向転換することに、
戦略的な迷いを感じるとコメントしています。
■ まとめ
今回の延期は残念ながら確定的ですが、
裏を返せばAppleがiPhone Airシリーズをあきらめていない証拠でもあります。
再設計によってどんな“新しいAir”が登場するのか、2027年春が待ち遠しいですね。
参照元サイト
Apple has pulled the iPhone Air 2 from its launch schedule, with no new release date set and production reportedly winding down
