■ M5シリーズの発売スケジュールが見えてきた
Gurman氏のニュースレター Power On によると、
Appleは2026年に向けて次の順でM5シリーズを展開予定です。
「年半ばには、M5とM5 Pro搭載のMac mini、
そしてM5 MaxおよびM5 Ultra搭載のMac Studioが登場する」
つまり、MacBookシリーズに続き、デスクトップMacもM5世代へ移行するというわけです。
今年初頭にM5 MacBook AirやM5 Pro/Max搭載MacBook Proが登場すると予想されており、その次の波としてデスクトップが続く構成になりそうです。
■ Mac miniのリリースが遅れるのは“少し不自然”?
今回のスケジュールで注目されるのは、Mac miniの発売が意外にも遅い点です。
Mac miniは昨年大幅な再設計を終えており、ハードウェア的な要因での遅延は考えにくい状況。
また、搭載予定のM5 Proチップもすでに準備が整っているため、
「年半ばまで延期」というのは不思議な印象を与えます。
一方、Mac Studioの場合は、M5 Ultraチップの導入によって生産・最適化の時間が必要なため、
多少の遅れは合理的と見られます。
■ 他の製品との兼ね合いも
Appleは2026年初頭に2つの新しいMacディスプレイを発表するとも報じられています。
本来であれば、これらの新ディスプレイとMac mini/Mac Studioを同時に発売するのが理想的。
しかし、Gurman氏は「Appleはこれらを同時展開する必要性を感じていない」と指摘しています。
Mac miniやMac Studioは比較的ニッチな製品群であり、大々的なマーケティングを伴わずとも一定の需要があるため、タイミングに柔軟性を持たせている可能性があります。
■ 早期発売の可能性も?
一部のアナリストは、Mac miniとMac Studioが2026年前半(春頃)に前倒しで登場する可能性も指摘。
MacBook Air/Proの発売サイクルに近づける形で、同時期に発表されるシナリオも考えられます。
いずれにしても、2026年上半期中の登場はほぼ確実と見られており、デスクトップMacの新章が着々と近づいています。
■ まとめ:M5チップでどう進化する?
M5世代では、省電力化とAI処理性能の強化が大きなテーマになると予想されています。
Mac mini・Mac Studioがどのように刷新されるのか、次の発表が今から楽しみです。
参照元サイト
Apple reportedly plans to release new M5 Mac mini and Mac Studio models next year, here’s when to expect them to launch.
