iPhone Foldが折りたたみ市場を30%成長へ押し上げる?
IDCの折りたたみスマートフォンレポートでは、シニアリサーチディレクターのナビラ・ポパール氏が次のようにコメントしています。
「サムスンは2026年にGalaxy Z Trifoldでスタートし、Trifoldの新しいフォームファクターを主流の消費者に広げます。2025年に成功したGalaxy Z Fold7の勢いも続くでしょう。
Huaweiの折りたたみモデルもHarmonyOS Nextで伸び、2026年にはほぼ倍増すると見込まれています。
しかし、本当のゲームチェンジャーは年末に登場するAppleです。平均価格は2,400ドル前後と予測され、初年度でユニットシェア22%、市場価値の34%を獲得すると見られています。」
この数字を見るだけでも、Appleの初代折りたたみiPhoneにどれだけ期待が寄せられているかが分かります。
「市場がニッチ」か「Appleの影響力が大きい」か
折りたたみスマホはすでに7年ほど存在していますが、市場規模はまだ小さめ。
だからこそ、Appleが参入した瞬間に市場が一気に動く可能性があります。
実際のところ、最も公平な見方は「どちらも本当」というところでしょう。
折りたたみ市場はようやく離陸し始めたばかり。でもまだ全体としては小さなカテゴリです。そこにAppleが入れば、普及スピードは一気に加速するかもしれません。
とはいえ、成功が約束されているわけではありません。
今年登場した新モデル「iPhone Air」は話題性こそあったものの、販売面では期待ほど伸びなかった様子です。ユーザーからのフィードバック(筆者含む)は悪くないのに、やや不調という結果になりました。
あなたは、折りたたみ式スマホはこれから大ヒットすると感じますか?
参照元サイト
IDC projects huge 30% year-over-year foldable gains in 2026 driven by the “game-changer” entry of the iPhone Fold.
