メッセージアプリで送った内容が、相手に読まれたあと自動で消える。
そんな新機能を、WhatsAppがテストしているようです。
『9to5Mac』によると、WhatsAppの最新ベータ版で、
消えるメッセージの新しい設定として「After reading」が確認されました。
これは、相手がメッセージを読んだあと、一定時間でメッセージを自動削除できる機能です。
日本ではLINEの方が身近ですが、WhatsAppは海外で広く使われているメッセージアプリです。
海外の友人や仕事相手、旅行先での連絡に使う人にとっては、ちょっと気になるプライバシー機能になりそうです。
WhatsAppが読んだら消える機能をテスト中
今回見つかったのは、WhatsAppの「消えるメッセージ」に関する新しい設定です。
WhatsAppには以前から、一定期間が過ぎるとメッセージが消える機能があります。
これまでは、24時間、7日、90日といった時間ベースの設定が中心でした。
そこに新しく追加されそうなのが、「After reading」という設定です。
名前の通り、相手がメッセージを読んだあとに消える仕組みです。
いわば、読んだら消えるメッセージ機能です。
『9to5Mac』によると、この機能はTestFlightの最新WhatsAppベータ版で
確認されており、一部のベータテスターが利用できる状態です。
また、限られたユーザーはApp Store版でもテストできる可能性があるとされています。
つまり、まだ全ユーザー向けに正式公開された機能ではありません。
今の段階では、「WhatsAppがこういう新機能を準備しているらしい」と見ておくのがよさそうです。
既読後に自動削除できる
今回の新機能で面白いのは、ただ時間で消えるのではなく、
相手が読んだことをきっかけに削除される点です。
報道によると、「After reading」を選ぶと、
相手がメッセージを読んだあとに消えるタイマーを設定できます。
選べる時間は、5分後、1時間後、12時間後の3つです。
たとえば、こんなイメージです。
⚫︎ 相手が読んでから5分後に消える
⚫︎ 相手が読んでから1時間後に消える
⚫︎ 相手が読んでから12時間後に消える
⚫︎ 未読のままでも24時間後には消える
これまでの消えるメッセージは、「送ってから何時間後・何日後に消える」という考え方でした。
一方で、今回の機能は「読まれたあと」を基準にしています。
ここが少し新しいポイントです。
相手がすぐ読めば、その後のタイマーが早く進みます。
逆に、相手がすぐに読まなかった場合でも、未読のまま24時間後には
消える仕様とされています。
LINEの既読に慣れている日本の読者から見ると、
「既読後に消える」という発想は少し面白いかもしれません。
既読は、相手が読んだことを知らせるサインです。
WhatsAppの新機能では、その既読をきっかけに、
メッセージを残す時間を短くできるわけです。
プライバシー機能として便利そう
この機能が正式に使えるようになれば、プライバシー対策として便利そうです。
たとえば、少しだけ共有したい情報。
あとで残す必要がない連絡。
その場で確認してもらえれば十分なメッセージ。
そうしたやり取りでは、メッセージがずっと残り続けない方が気楽な場面もあります。
WhatsAppの消えるメッセージは、個別チャットごとに設定できるほか、
新しいチャット全体にデフォルト設定として有効化することもできます。
『9to5Mac』では、プライバシー設定としてだけでなく、
端末のストレージ節約にも役立つと説明されています。
ただし、注意点もあります。
読んだら消えるからといって、完全に安全というわけではありません。
相手がスクリーンショットを撮る可能性があります。
内容をコピーする可能性もあります。
別の端末で画面を撮影されることもありえます。
つまり、この機能は「絶対に残らない秘密のメッセージ」ではなく、
会話を残しにくくするための機能と考えるのが現実的です。
大切な個人情報や、絶対に外に出したくない内容を送るときは、
消えるメッセージ機能だけに頼りすぎない方が安心です。
日本ではLINEとの違いも気になる
日本では、メッセージアプリといえばLINEを使っている人が多いですよね。
家族、学校、仕事、地域の連絡まで、LINEが生活にかなり入り込んでいます。
そのため、WhatsAppの新機能と聞いても「自分にはあまり関係ないかも」と感じる人もいるかもしれません。
ただ、WhatsAppは海外ではかなり一般的なチャットアプリです。
海外の友人とのやり取り。
海外旅行中の現地ツアーやホテルとの連絡。
海外企業や取引先とのメッセージ。
留学や海外赴任中の家族との連絡。
こうした場面では、WhatsAppを使うことがあります。
今回の「読んだら消えるメッセージ」は、日本のLINE文化とは少し違う
プライバシー感覚として見ると面白い機能です。
LINEでは「既読」がついたかどうかが気になりがちですが、WhatsAppでは今後、
その既読後にメッセージをどれくらい残すかまで選べるようになるかもしれません。
もちろん、これはまだテスト中の機能です。
正式にいつ全ユーザーへ公開されるか、日本のユーザーがいつ同じように使えるかは、
まだわかりません。
まとめ
WhatsAppは、相手が読んだあとにメッセージが消える新機能をテストしています。
最新ベータ版で確認された「After reading」設定では、既読後に5分、1時間、
12時間でメッセージを自動削除できるようになる可能性があります。
未読の場合でも、24時間後には消える仕様とされています。
ポイントを整理すると、以下の通りです。
⚫︎ WhatsAppが「読んだら消える」メッセージ機能をテスト中
⚫︎ 最新ベータ版で「After reading」設定が確認された
⚫︎ 既読後5分、1時間、12時間で自動削除できる可能性
⚫︎ 未読のままでも24時間後には消える仕様
⚫︎ プライバシー対策やストレージ節約に役立ちそう
⚫︎ ただしスクショやコピーを完全に防げるわけではない
⚫︎ 日本ではLINEとの違いとして読むと面白い機能
WhatsAppを普段使っていない人でも、「既読後に消えるメッセージ」という
考え方はなかなか興味深いです。
メッセージを残すことが当たり前だった時代から、必要なものだけ残し、
不要な会話は消していく方向へ。チャットアプリのプライバシー機能は、
これからさらに細かく選べるようになっていきそうです。
参照サイト
WhatsApp users will soon be able to set disappearing messages to vanish after the recipient has read them. Here are the details.
