「本物だけを世界から」をコンセプトに、直輸入品販売、ブランドビジネス及び物流事業を展開するほか、家電事業も新たに展開する日本企業 ロイヤルより、「LOOZER」ブランドが誕生。「テクノロジーを空間へ浸透させ、スマートなライフスタイルに。」をコンセプトに、便利でスタイリッシュな商品を生み出しており、話題のステルス家電「スマートテーブル」は、大きな話題となりました。今回そんな同ブランドから、「超電導クックトップ SEC-100」が登場します。聞きなれない「超電導」という仕組みを使って温める卓上調理器。いったいどんな商品なのでしょう。

こちらの商品は、超電導技術を利用して調理を行う加熱調理器。同社では「特定の物質を一定温度以下に冷却すると電気抵抗がゼロになる超電導現象を利用することで、電気を効率よく伝導し、食材を急速加熱できる」と説明しています。

また、超電導技術を利用して加熱をさせていくため、IHヒーターのように専用の調理器具を用いる必要がないのも特徴で、アルミや銅製のフライパン、耐熱ガラス、土鍋など「鍋全般が使用できる」といいます。

「SECクッキングトップ100」は、従来の電気クッキングヒーターやIHクッキングヒーターとは異なり、新しい特許技術を用いた加熱調理器具。酸化物セラミックの特性を活かした技術と加工を用い、従来の電気クッキングヒーターよりも熱効率を高めた構造で作られているため、エネルギー効率が向上し、高速加熱することが可能に。それによって、調理時間の短縮へとつなげることができます。

また本体の薄型化や、発熱体の耐久性向上などの利点もあり、これまでIHクッキングヒーターでは使えなかった、多くのなべも使用可能になっています。

● 急速加熱 ： 誘電ギャップが小さいと電荷がより多く蓄えられるため、ジュール熱による加熱速度が速くなります。
● 高効率 ： 電流漏れが少なくなり、エネルギー効率が向上しました。
● 薄型化 ： コンデンサのサイズを小さくしたことで、厚み約25mmを実現。省スペース収納や持ち運びにも便利です。

なべの底の直径12～19cmまで対応。IH専用のなべもOK！
※IH専用のなべの底は厚いため、加熱時間が多少長くなります。

「クッキングモード」ボタンを押すだけ！6つのプリセットモードから選択できます。
（クッキングモード：炒める・揚げる・焼く・煮る・沸かす・保温）

機能面では、LEDディスプレイでタッチパネル操作が可能。クッキングモードボタンをプリセットし、「炒める」「揚げる」「焼く」「煮る」「沸かす」「保温」など調理に最適な6つの温度を選択可能。温度が一定に保たれるため、ムラなく調理ができるといいます。

IHクックトップと比較すると、以下のようになります。

● 超電導クックトップ SEC-100 … 酸化物セラミックの特性を活かした技術と加工を用い、熱効率を高めた構造にすることでエネルギー効率を向上させ、高速加熱を行います。

● IHクックトップ … 電磁誘導を利用して、 特殊な調理器具（鍋やフライパンなど）を通じて直接加熱します。誘導コイルに通る電流が調理器具に電磁波を発生させ、これが鍋などの導電体にエネルギーを送り込んで発熱し、加熱していきます。

● 超電導クックトップ SEC-100 … 一定温度、安定加熱
● IHクックトップ … 温度が一定しない、不安定加熱

● 安全熱警告 ： 加熱プレートが熱くなるとリングの色が変わります。
※高温・やけど注意円内の部分が発熱するため使用中は高温部に絶対に触れないでください。
● 切り忘れ防止機能 ： 自動OFFタイマーで安心調理。
● 超薄型コンパクトサイズ ： 厚み約25mmで省スペース収納。持ち運びにも便利です。

なお、消費電力は1200W、火力は最大600度、対応鍋サイズは12～19cm（揚げ物調理の場合は15～19cm）、形状は底の平らなもの（底が丸いもの、脚があるもの、加熱プレートに密着しないものは使用不可）、使用可能な鍋は、鉄・鉄鋳物、鉄ホーロー、ステンレス、アルミ、銅、耐熱ガラス、セラミック、土鍋、IH専用鍋となっています。

IHやガスを使うカセットコンロなど、さまざまな卓上加熱調理器がある中で、専用の調理道具を必要とせず、火も出ないという利点を持つ「超電導クックトップ SEC-100」。IHよりもサイズが大きい点もありますが、キャンプやオートキャンプにはピッタリかもしれません。

本体サイズは36（幅）×2.5（高さ）×25（奥行）cm、重量は約2.15kg。価格は15,400円となっています。

超電導クックトップ SEC-100
15,400円（税込）