M2 Max/M2 Ultra 搭載の「MacStudio」とM2 Ultra 搭載の「MacPro」
アップルより、コンパクトデザインの「Mac Studio」とタワー/ラック型デザインの「Mac Pro」の新型モデルが登場。今回はコンパクトデザインながらも、ハイパフォーマンスが特徴の「Mac Studio」と、ハイエンド向け仕様の「Mac Pro」初となる、Appleシリコンを搭載した「Mac Pro」についてご紹介する。
①コンパクトデザインの「Mac Studio」
コンパクトデザインながら、ハイパフォーマンスが特徴の「Mac Studio」。第2世代では、プロセッサーに「M2 Max」と新しい「M2 Ultra」を搭載しており、「M2 Ultra」は、「M2 Max」の2倍のパフォーマンスを実現。
また、「M2 Ultra」搭載の「Mac Studio」は、「M1 Ultra」搭載の前世代の「Mac Studio」よりも最大3倍高速で、最も高速なインテルベースの27型iMacよりも最大6倍高速を実現。ラインナップとして、「M2 Max」モデルと「M2 Ultra」モデルを用意する。
「M2 Max」モデルの主な仕様は、プロセッサーが「M2 Max」(12コアCPU、30コアGPU、16コアNeural Engine、400GB/sのメモリー帯域幅)、ユニファイドメモリーが32GB、ストレージが512GB SSD。
「M2 Ultra」モデルの主な仕様は、プロセッサーが「M2 Ultra」(24コアCPU、60コアGPU、32コアNeural Engine、800GB/sのメモリー帯域幅)、ユニファイドメモリーが64GB、ストレージが1TB SSD。
本体サイズは19.7(幅)×9.5(高さ)×19.7(奥行)cm。重量は2.7kg(M2 Max)/3.6kg(M2 Ultra)。OSは「macOS Ventura」をプリインストール。ネットワークは、Wi-Fi 6E準拠の無線LAN、Bluetooth 5.3、10ギガビットLANに対応する。
背面のインターフェイスは共通で、Thunderbolt 4(最大40Gb/s)×4、USB Type-A(最大5Gb/s)×2、HDMI×1、10ギガビットLAN×1、ヘッドホン×1。前面のインターフェイスは、「M2 Max」モデルがUSB Type-C×2、SDXCメモリーカードスロット(UHS-II)×1、「M2 Ultra」モデルがThunderbolt 4(最大40Gb/s)×2、SDXCメモリーカードスロット(UHS-II)×1。
価格は、「M2 Max」モデルが298,800円、「M2 Ultra」モデルが598,800円となっている。
②タワー/ラック型デザインの「Mac Pro」
ハイエンド向け仕様の「Mac Pro」は、初となるAppleシリコンを搭載。プロセッサーには「M2 Ultra」(24コアCPU、60コアGPU、32コアNeural Engine、800GB/sのメモリー帯域幅)を採用。また、64GBのユニファイドメモリー、1TB SSDを搭載し、ディスプレイ出力は、最大8台の同時出力に対応する。
OSは「macOS Ventura」をプリインストール。ネットワークは、Wi-Fi 6E準拠の無線LAN、Bluetooth 5.3に対応する。
拡張性では、7基のPCI Express拡張スロットを備えており、そのうち6基は以前よりも2倍高速なgen 4に対応。インターフェイスとして、Thunderbolt 4(USB Type-C)×8を装備する。
タワー型の本体サイズは21.8(幅)×52.9(高さ)×45(奥行)cm。重量は16.86kg。
ラック型の本体サイズは48.2(幅)×22.02(高さ)×60.96~106.68(奥行)cm。重量は17.21kg。
価格は、タワー型が104万8,800円、ラック型が109万8,800円となっている。
製品情報
コンパクトデザイン「Mac Studio」
「M2 Max」モデル:298,800円
「M2 Ultra」モデル:598,800円
タワー/ラック型デザイン「Mac Pro」
タワー型:104万8,800円
ラック型:109万8,800円