通知が多すぎて大事なものを見落としがち…そんな悩みに応えるのが「優先通知」。AIが内容を分析し、特に重要と判断された通知をロック画面の専用エリアに目立つ形で表示します。

それ以外の通知も下にまとめて表示されますが、視覚的な強調はありません。
この機能はアプリごとに手動でオン／オフの切り替えも可能。自分にとって本当に必要な通知だけを目立たせる設定ができます。

これまでiPhone 16のみ対応だった「Visual Intelligence」機能が、iPhone 15 Proと16eでも利用可能に。

カメラコントロールボタンがなくても、コントロールセンターの新しいボタンを使ってアクセスできます。このボタンはアクションボタンやロック画面に割り当てることも可能です。

AIでオリジナル画像を作れる「Image Playground」に、待望の「スケッチ」スタイルが追加されました。
これで「アニメーション」「図」に加えて、鉛筆風の手描きスタイルが選べるようになります。

アプリ選びがよりスムーズに。App Storeのアプリページに、Apple Intelligenceによるレビューの要約が表示されるようになります。
全文を読むこともできますが、ユーザーの評価を短時間で把握できるのは便利です。

これまでApple Intelligenceは英語限定でしたが、ついに日本語を含む8言語に対応します。

● フランス語
● ドイツ語
● イタリア語
● ポルトガル語（ブラジル）
● スペイン語
● 日本語
● 韓国語
● 中国語（簡体字）

また、インド・シンガポール向けの英語もローカライズ対応されます。

これまでEUと中国ではAppleのAI機能が制限されていましたが、iOS 18.4ではEUでもサポートが開始されます。

これにより、iPhone・iPadユーザーもMac同様にAIの恩恵を受けられるようになります。

Appleは昨年からApple Intelligenceの展開を段階的に進めており、今回のiOS 18.4はその集大成のひとつといえます。

ただし、Siriの大規模なアップグレードなど、まだ実装されていない機能もあるため、次のiOS 19（WWDC 2025で発表見込み）にさらなる進化が期待されます。

あなたは、iOS 18.4で追加されるどの機能に一番期待していますか？