詳細はまだ明らかになっていませんが、有志によってiOS 19のモックアップ（試作インターフェース）が作成され、App Clipを通じて実際に体験できるようになっています。

このモックアップは「Shane」というユーザーが作成し、Playというサービスを使ってApp Clipで共有しています。すりガラス風の背景、奥行きと陰影を活かした要素、そして丸みを帯びたアイコンなど、visionOSに影響を受けたデザインを再現しています。

さらにこのモックアップでは、設定アプリや音楽アプリ、カメラアプリなど一部のUIが実際に操作可能。カメラアプリは、App Clipにカメラの使用を許可すれば、ライブプレビュー機能も動作します。

なお、このモックアップは噂に基づいたコンセプトであり、Appleからの公式情報やリークに完全に基づいているわけではありません。それでも、iOS 19が目指す世界観を、ひと足早く体験できる貴重な手段です。

この新インターフェースについては、YouTuberのジョン・プロッサー氏が最初に取り上げ、浮かぶようなUIを持つ新しいカメラアプリのコンセプトを紹介しました。その後、ブルームバーグのマーク・ガーマン氏もこれを裏付け、iOS 19とmacOS 16が「ここ数年で最も大きなデザインアップグレード」になると報じています。

さらに、Appleが昨日発表したWWDC 2025のアートワークにも、visionOS風のデザインが取り入れられており、噂の信憑性が高まりつつあります。