主な新機能と変更点
1. デザインの大幅刷新
iOS 7以来の大規模なデザイン変更が予想され、アイコン、メニュー、アプリの外観が一新される見込みです。
2. Siriの強化
大規模言語モデル(LLM)を活用した新しいSiriが導入され、より自然で高度な対話が可能になると期待されています。
3. Apple Intelligenceの進化
AI機能が強化され、ユーザー体験の向上が図られる予定です。
4. コントロールセンターの改善
より直感的で便利な操作が可能になるよう、コントロールセンターが強化されると報じられています。
5. マルチタスク機能の向上
iPadのようなマルチタスク機能がiPhoneにも導入される可能性があります。
6. 新しい絵文字の追加
Unicode Consortiumが提案した新しい絵文字が追加される予定です。
7. セキュリティとプライバシーの強化
ユーザーのデータ保護を一層強化する新機能が導入される見込みです。
iOS 19 対応機種(予想)一覧
Appleは通常、A12 Bionic以降のチップを搭載したiPhoneをサポート対象としています。iOS 17ではA11(iPhone 8/8 Plus/X)がサポート終了となりました。
この流れをふまえると、iOS 19ではA12 Bionic(iPhone XS世代)以降が対応になると予想されます。
ただし、すべての新機能が全デバイスで利用できるわけではなく、特にApple Intelligence関連の機能は最新モデルに限定される可能性があります。
対応する見込みのあるiPhone(iOS 19 対応)
モデル | チップ | 備考 |
---|---|---|
iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max | A16 / A17 Pro | 確実に対応 |
iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max | A15 / A16 | 対応見込み |
iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max | A15 | 対応見込み |
iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max | A14 | 対応見込み |
iPhone SE(第3世代・2022年) | A15 | 対応見込み |
iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max | A13 | 対応見込み(パフォーマンス制限の可能性あり) |
iPhone SE(第2世代・2020年) | A13 | 対応見込み(ギリギリのライン) |
iPhone XS / XS Max / XR | A12 | iOS 19がサポートする最古のモデルの可能性 |
対応終了の可能性があるモデル
モデル | チップ | 備考 |
---|---|---|
iPhone X / iPhone 8 / 8 Plus | A11 Bionic | iOS 18が最終アップデートと予想 |
iPhone SE(第1世代・2016年) | A9 | すでにサポート終了済み |
Apple Intelligence(AI機能)非対応の見込み機種
iOS 19は対応するが、AI機能は使えない可能性が高いモデルです。
モデル | チップ | 備考 |
---|---|---|
iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max | A15 | AI機能は非対応の可能性あり |
iPhone 12 シリーズ | A14 | iOS 19対応は見込まれるが、AIは非対応 |
iPhone SE(第2・第3世代) | A13 / A15 | AI機能非対応の可能性あり |
iPhone 11 シリーズ | A13 | iOS 19対応でもAI機能は不可 |
補足情報
- Apple Intelligence(AI機能)は、iPhone 15 Pro / Pro Max以降、およびiPhone 16シリーズの一部モデルのみでサポートされる見込みです。
- iPhone XR/XSなど古めの端末では、新機能が制限される可能性もあります。
リリーススケジュール
- 発表:2025年6月のWWDC 2025
- ベータ版リリース:2025年7月中旬
- 正式リリース:2025年9月中旬
なお、Appleは現在iOS 18の機能追加も進めており、特に「Apple Intelligence」の主要機能の一部は2025年3月に予定されているiOS 18.4でリリースされる見込みです。
iOS 19の詳細や追加情報は、今後の公式発表を待つ必要があります。最新情報が入り次第、随時お知らせいたします。
iOS 19に期待されるSiriとApple Intelligenceの進化とは?(2025年3月29日)
Appleは今週、年次開発者会議「WWDC 2025」を6月9日から開催すると発表しました。これにより、iOS 19、iPadOS 19、macOS 16、visionOS 3、tvOS 19、watchOS 12など、次世代のソフトウェアアップデートが間もなく明らかになります。
中でも注目されているのが、iPhone向けのAI機能「Apple Intelligence」と、それを支えるSiriの大幅な進化です。
iOS 18.4で間に合わなかったSiriの3つの新機能
AppleはWWDC24でSiriの強化として以下の3つの機能を発表していましたが、iOS 18.4には間に合わず、延期されることになりました。
● 個人のコンテキスト理解
● 画面上の情報認識
● アプリ内でのアクション実行
これらが実現されれば、Siriはユーザーの現在の状況を理解し、必要な操作を代行できるようになります。理想のパーソナルアシスタントに近づく、大きな一歩となるはずです。
ただし、Appleは具体的なリリース時期について「来年中」としか明言しておらず、iOS 19(または19.1)に含まれるか、それ以降になるかはまだ不透明です。
新しい「LLM Siri」バックエンドの導入
Bloombergのマーク・ガーマン氏は、Appleが「LLM Siri」と呼ばれる新しいSiriのバックエンドをiOS 19で導入すると報じています。
この新システムは、より自然な会話を可能にする次世代Siriの土台となるもので、本格的な会話型インターフェースはiOS 20以降に持ち越される可能性が高いとされています。
iOS 19では、Appleは2つの異なるSiriシステムを統合し、あらたなアーキテクチャを導入する予定。これはWWDCで発表され、最終的には2026年春のiOS 19.4で提供されると見られる。(ガーマン氏)出典:Appleの人工知能への取り組みが成否を分ける局面を迎える
現時点でのSiriは、簡単なリクエストと高度な操作で別々のシステムを使い分けています。LLM Siriにより、これが統合され、よりスムーズで拡張性の高いSiriへと進化していくと考えられます。
AI機能の拡張は「深さ」より「広がり」に
Appleは、すでに導入されているAI機能――たとえば「Image Playground」「Genmoji」「要約機能」などを、今後はより多くのアプリで利用可能にする方向に進んでいるようです。
「次のWWDCでは、新しいAI機能の発表よりも、既存のApple Intelligence機能をより多くの場所で使えるようにするという“拡張”が中心になるだろう」(Bloomberg)
つまり、iOS 19ではまったく新しいAI体験というよりも、今ある機能をさらに便利に使えるようにする改良が中心になると見られます。
まとめ:iOS 19では「基盤づくり」がカギに
Siriの3大機能や新しいバックエンド「LLM Siri」は、将来の革新的なAI体験のための“土台”になると考えられています。
iOS 19でSiriが目に見えて大きく変わることはないかもしれませんが、その裏では次世代のApple Intelligenceへの準備が着々と進んでいるのです。