現時点では、iOS 18.5に目立った新機能は含まれていないとみられています。
その理由は、AppleがすでにiOS 18の開発サイクルで約束していた機能をほぼすべて提供し終えており、現在は次期OS「iOS 19」の準備に注力しているためです。

とはいえ、昨年のiOS 17.5のように、リリース直前になってサプライズが加えられる可能性もあります。例えば、News+に新たにゲームが追加されたり、AirTagのような製品を他社のデバイスでも追跡できる「クロスプラットフォーム検出機能」などが搭載されてきました。

今回のiOS 18.5ベータ1で新たに見つかった変更点や隠し機能があるかは、今後のベータテストを通じて明らかになるでしょう。開発者やテスターからのフィードバックも含め、続報が期待されます。

Appleは本日、iOS 18.5の開発者向けベータ版（Beta 1）をリリースしました。目立った新機能は少ないものの、Apple純正のメールアプリに関する便利な改善が加えられています。

iOS 18.2でApple Mailは大幅なデザイン変更が加えられました。
主な変更点には、受信メールの分類表示、ダイジェスト機能、そして送信者の連絡先写真の表示などがあります。

Appleは、こうした新機能が全てのユーザーに歓迎されるとは限らないことを考慮し、従来の表示に戻すためのオプションも用意していました。

たとえば、
● メール画面右上の「…（3点アイコン）」をタップすれば、
・受信トレイのカテゴリ表示⇔従来のリスト表示の切り替え
・AIを活用した「優先メッセージ」機能のON/OFF が行えました。

これまでは、連絡先の写真を非表示にするには「設定」アプリから深い階層をたどる必要がありました。
設定 → アプリ → メール → 連絡先の写真を表示 をオフにする手順です。

しかし、iOS 18.5からは、これがメールアプリ内のメニューから直接切り替え可能に。

つまり、わざわざ設定アプリに移動しなくても、他の表示オプションと一緒にサクッと切り替えられるようになったのです。

この改善は一見すると些細なものかもしれませんが、Apple Mailの新しいデザインにまだ馴染めないユーザーにとっては、使い勝手を自分好みに戻せるありがたい変更です。
Apple Mail のデザイン変更についてどう思いますか?