Maydayって何?
Maydayは、MacやiPhone、iPad向けに提供されていた「AIスケジュール副操縦士」。会議やタスクを自動で調整してくれる、まさに次世代カレンダーアプリでした。たとえば、
● 相手の予定に合わせて自動で会議を設定
● スケジュールのパターンを学習して最適化
● チーム全体のスケジュールをスムーズに管理
● タスクをAIが自動で時間割り当て
● スケジュール変更時の自動再調整
● AIで調整されたスケジュール共有リンク作成
…といった、スケジュール管理の面倒ごとをAIが代行してくれる頼れる相棒のような存在でした。
Maydayは2024年4月にAppleに買収され、5月1日にサービスを終了。これだけの機能を持っていたアプリがApple傘下に入ったということは、Appleが本気でカレンダーアプリの進化を狙っている証かもしれません。
iOS 19で何が起きる?
現在、Apple純正カレンダーはまだApple Intelligenceの波に乗りきれていないアプリのひとつ。今回の買収から約1年。iOS 19では、Maydayのテクノロジーが取り込まれるには十分な準備期間です。
また、この技術はSiriのAIアップグレードにも使われる可能性があります。予定やタスクにもっと“気が利くSiri”が実現すれば、使い勝手は大きく変わりそうです。
AppleはWWDCでこの分野にどれだけ踏み込むのか。2024年の静かな買収が、2025年の大きなアップグレードにつながるかもしれません。
Reference from:iOS 19 could bring AI to the Calendar app per just-revealed acquisition
Apple’s Calendar app may get an infusion of Apple Intelligence in iOS 19 thanks to the just-revealed 2024 acquisition of Mayday.