iPadに“あのMac機能”がくるかも?
今秋登場予定のM5チップ搭載iPad Proは、ただのスペックアップでは終わらなさそうです。
次期iPadOS 26は過去最大級の生産性アップデートになると言われていますが、それとセットで注目されているのが“2台目のフロントカメラ”の存在です。
Appleの情報に詳しいMark Gurman氏によると、M5 iPad Proにはポートレートモード用の2台目のフロントカメラが追加される可能性があるとのこと。これによって、iPadを縦向きでも横向きでも、FaceTimeやセルフィーを快適に使えるようになるというわけです。
たしかに、ビデオ通話での目線のズレって気になりますよね。特にiPadを縦で使うと、相手からは「なんか目線合ってない…」みたいなことになりがち。
でも、このカメラ追加のウワサ、ただのビデオ通話改善だけではない気配が濃厚です。
なぜわざわざカメラを増やすの?
冷静に考えると、フロントカメラを2つにするって結構コストかかる話です。
薄型化が命のiPadに、スペース的な余裕もあまりないはず。わざわざそんな投資をしてまで、ただの目線調整機能をつけるでしょうか?
さらに言えば、これまでのiPad Proで「カメラの位置に不満がある!」という声って、正直あまり聞きません。むしろ、それはエントリーモデルiPadのほうが話題になりがちでした。
では、Appleが何を狙っているのか?
ヒントはMacにあります。
Macで人気の「デスクビュー」がヒント?
実はこの2台目のカメラ、Macの「デスクビュー」機能と連動しているのでは?という見方があります。
「デスクビュー」とは、Macの内蔵カメラやiPhoneを使って、顔と机の上を同時に映すことができる機能。
たとえばDIY動画や、手元を見せながらのビデオ通話なんかに大活躍です。
最新のMacシリーズ(M4搭載モデル)では、これが売りの一つとして大きく打ち出されました。
となると、iPadにも似たような機能が搭載される可能性が十分あるというわけです。
M5 iPad Proで「デュアルビュー」が当たり前に?
もしiPadにも「顔+手元」の2画面表示ができるようになったら、どうでしょう?
・ビデオ通話でホワイトボードに書きながら説明
・オンライン授業で自分の手元と顔を同時に見せられる
・ポッドキャスト収録で別アングルの撮影もできる
…こんな使い方がぐっと身近になりますよね。
さらに、iPhone 17 Proではマルチカメラ録画の機能が搭載されるとの噂も。Apple全体で「同時に複数映す」方向へ進んでいるのは間違いなさそうです。
iPadOS 26とM5 iPad Proの“隠し玉”?
iPadOS 26では、すでにMacの影響を受けた機能が増えており、オーディオ機能や動画系の強化も目立ちます。
そこに加わる形で、マルチビュー機能がiPadにも登場する可能性はかなり高いと言えそうです。
つまり、2台目のフロントカメラは、
「FaceTime向けの改善」だけでなく、
「Mac風の映像クリエイション体験」への一歩とも考えられるのです。
これがホリデーシーズンに向けた“仕込み”だったとしたら…?
Appleの狙いは、思ったより深いかもしれません。
まとめ:2つ目のカメラに期待していい理由
M5 iPad Proにカメラが2つ? なんで?と思ったあなた。
その答えは、iPadが「映すツール」として本格進化するための準備かもしれません。
たしかに希望的観測かもしれませんが、
「FaceTimeの目線修正」のためだけにハードを増やすAppleではないはず。
もしかすると、今年のM5 iPad Proは、これまでで一番“映像に強いiPad”になるかもしれません。
あなたはどう思いますか?
参照元リンク
A new rumor about the M5 iPad Pro gaining a second front-facing camera hints at yet another Mac-inspired feature coming to the iPad.