M型の伝統を受け継ぎながら、ついにEVFを搭載
ライカカメラジャパンが発表した「ライカM EV1」は、ブランドの象徴“M型”デザインを継承しながら、シリーズ初となる576万ドットEVF(電子ビューファインダー)を搭載。
最大6030万画素の裏面照射型CMOSセンサーと、高性能エンジン「Leica Maestro III」を組み合わせ、ディテールや色の再現性を極めた、まさに“現代のM型”です。
撮る前から作品が見える、リアルなファインダー体験
EVF搭載により、被写界深度や露出をリアルタイムでプレビュー可能。
シャッターを切る前に“作品としての完成形”を確認できるのは大きな進化です。
広角・望遠レンズを使う際にも構図を正確に把握でき、意図的な露出コントロールによる表現の自由度も高まりました。
さらに、シャッタースピード・ISO・露出補正などの情報は必要に応じてフレーム外に表示。
被写体を邪魔せず、構図全体を自然に捉えることができます。
フォーカス性能も飛躍的に進化
マニュアルフォーカス派には嬉しい改良も。
フォーカスピーキングが被写界深度をカラーで可視化し、狙ったポイントを正確に合わせられます。
また、フォーカスズーム機能も搭載し、2段階の拡大表示で緻密なピント合わせが可能。
フォーカスリングを回すだけで自動拡大に切り替わる操作性も◎です。
機能と美を両立した“真のライカ”
| 製品名 | ライカ M EV1 |
| センサー | フルサイズ裏面照射型CMOS(最大6030万画素) |
| ビューファインダー | 576万ドットEVF(倍率0.76倍/視野率100%) |
| シャッタースピード | 60分~1/4000秒(機械)/60秒~1/16000秒(電子) |
| ISO感度 | ISO 64~50000(オート/マニュアル) |
| 通信機能 | Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0 |
| 記録メディア | 内蔵64GB+SDXC(最大2TB対応) |
| バッテリー寿命 | 約244枚(モニター使用)/約237枚(EVF使用) |
| サイズ/重量 | 138.8×80.3×38.5mm/約484g |
| 価格 | 1,397,000円(税込) |
まとめ
「ライカM EV1」は、アナログの魂をデジタルに昇華した“現代のM型”。
構図を覗く瞬間から作品づくりが始まる、まさに“撮影体験の原点回帰”です。
スマホカメラでは得られない緊張感と幸福感。
本格志向のフォトグラファーにとって、この一台は永遠の憧れにふさわしい存在です。
公式サイト
使いやすさと確実性を兼ね備えたマニュアルフォーカスを実現する、初の電子ビューファインダー内蔵M型ライカ。
