Apple Watchは“頑張る運動”より“気分転換の散歩”でも役立つ
Apple Watchというと、”ランニングやワークアウトの記録をしっかり取るための道具”
という印象を持つ人も多いと思います。
でも今回は、そうした “頑張る運動” ではなく、”犬との散歩を1日1〜2回記録するだけでも
十分意味がある” という使い方をご紹介します。
気分が落ちている時に、「毎日運動しよう」「リングを閉じよう」と目標を大きくすると、
かえってしんどくなりがちです。けれど、Apple Watchで “今日は少し歩けた”を残すだけなら、
ハードルはかなり下がります。
たとえば、こんな使い方なら取り入れやすいです。
⚫︎ 近所を10〜20分だけ歩く
⚫︎ 犬の散歩や買い物ついでの移動も記録する
⚫︎ 長く歩けた日は、それを小さな達成として受け取る
『9to5Mac』の元記事でも、筆者は以前のように毎日走ることにはこだわらず、
今の自分に合う形で動くことを優先していると書いています。
今の季節や今の生活に合わせて使い方を変えられるのも、
Apple Watchのよさだと感じます。
Journalアプリと合わせると、その日の波を振り返りやすい
今回の記事でもうひとつ大きかったのが、Journalアプリの存在です。
筆者は2月末に不安感が強かった朝や、散歩をして少し落ち着いた日のことをJournalに残していました。あとから読むと、「この日はかなりしんどかった」「でも歩いたあとは少し落ち着いていた」という流れが見えてきます。
Apple Watchのログだけだと、「何時にどれくらい歩いたか」は残せても、
その時の気分までは残りません。逆にJournalだけだと、「つらかった」「少し楽になった」は書けても、行動とのつながりが見えにくいことがあります。
この2つをゆるく組み合わせると、自分の波と行動の関係が見えやすくなります。
たとえばJournalには、こんなことを書いておくだけでも十分です。
⚫︎ 朝起きた時の気分
⚫︎ 外に出る前と出た後の変化
⚫︎ 今日は少し楽だった理由
⚫︎ 逆にしんどかったきっかけ
元記事では、歩くことで景色の変化、日光、体を動かすこと、会話が増えることが助けになったと振り返られています。こうした小さな要素は、その場では見落としやすいですが、書き残しておくと後から効いてきます。
Trendsや安静時心拍数を見ると、小さな変化にも気づける
Apple Watchのよさは、その日の記録だけで終わらないところです。
元記事では、AppleのヘルスケアアプリにあるTrends機能が、以前はアクティビティリングが担っていた役割の代わりになってきたと書かれています。
特に筆者を励ましたのは、「過去5週間で平均安静時心拍数が下がった」という通知でした。
記事中では、5週間平均が46、以前の21週間平均が63だったと説明されています。
こういう数字のよさは、派手ではないけれど、
自分が少しずつ良い方向に動いていることを見せてくれる点です。
気分が沈みがちな時は、変化があっても自分では気づきにくいことがあります。
ですが、Apple HealthのTrendのように少し長めのスパンで見ると、
「前より悪くなっていない」「むしろ少し整ってきている」と受け取りやすくなります。
ここで大事なのは、完璧を目指しすぎないことです。
元記事でも筆者は、今回は連続記録やリング達成に動機づけられているわけではないと書いています。
むしろ「動いて少し気分が楽になること」が目的で、その結果として集まったデータが、あとから背中を押してくれる形です。
生活リズムを見直すなら、“続けやすさ”を優先したい
Apple Watchを使った健康管理というと、つい「ちゃんとやらなきゃ」と考えがちです。
でも今回の話で参考になるのは、その時の自分にできる範囲で整えるという考え方でした。
生活リズムを立て直したい時は、まずこのくらいでも十分です。
⚫︎ 朝か昼に少し外へ出る
⚫︎ 散歩をした日はApple Watchに残す
⚫︎ 気分が大きく動いた日はJournalにひと言だけ書く
⚫︎ 数週間たったらTrendを見返す
このやり方なら、運動を頑張れない日があってもゼロにはなりにくいです。
元記事でも、寒さで外に出る習慣が切れたことや、以前の習慣を続けられなくなったことが書かれていますが、それでも今の自分に合う形でまた動き始めたことが大切にされていました。
Apple Watchは“元気な時のガジェット”だけではない
元気な時は、Apple Watchを効率化や運動管理のための道具として使いやすいです。
でも、今回のように少ししんどい時期にこそ、別の役割が見えてきます。
外へ出るきっかけになること。少し歩いた記録を残せること。あとから見返して、小さな変化に気づけること。そう考えると、Apple Watchは“元気な時だけ便利なガジェット”ではありません。
気分が沈みがちな時に、いきなり大きく立て直そうとしなくて大丈夫です。
まずは、少し歩く。少し記録する。少し振り返る。
その積み重ねに、Apple Watchは意外とちょうどいい相棒になってくれます。
