#防災家電 いつ起きるか分からない「災害」に備えよう(モバイルバッテリー編)

「いつ、どこで、どんな形で起こるか分からない災害に備えたい」という意識が高まりつつある昨今、台風や地震が立て続けに起こったことで、「もし自分が被災したら」という不安を新たにした方も多いのではないでしょうか。災害にあった時、情報収集や助けを呼ぶのに役立つスマートフォン。スマホを常に充電できるモバイルバッテリーを持ち歩いていれば、より心強いことはいうまでもありません。今回は、災害時を念頭においたモバイルバッテリーの選び方についてご紹介します。

出典元:photo by connectinternationalone

「いつ、どこで、どんな形で起こるか分からない災害に備えたい」という意識が高まりつつある昨今、台風や地震が立て続けに起こったことで、「もし自分が被災したら」という不安を新たにした方も多いのではないでしょうか。災害にあった時、情報収集や助けを呼ぶのに役立つスマートフォン。スマホを常に充電できるモバイルバッテリーを持ち歩いていれば、より心強いことはいうまでもありません。今回は、災害時を念頭においたモバイルバッテリーの選び方についてご紹介します。

目次

災害時を想定したモバイルバッテリーの選び方

多くの自然災害が発生している近年では、普段から防災の意識を心がけておきたいもの。災害時に困ることのひとつに、スマホの充電切れがあります。被災した際には、スマートフォンで家族の安否確認をしたり、被災状況や避難情報、食料や水などの配布情報など、絶えず情報収集する場面が多くあります。当然、使用頻度に応じて充電は減っていきます。電力を確保できていない場合は、バッテリー残量を気にしながら使うことになります。そこで、普段から持ち歩いておきたいのがモバイルバッテリーです。

では、災害時を想定した時、何をポイントに選べば良いのでしょうか?

①バッテリー容量は20,000mAh以上のものがおすすめ

停電などの状況も想定される災害時においては、バッテリー容量が大きいものを選んでおくことが重要です。目安として、20,000mAh(ミリアンペアアワー)以上のものを選んでおくことをおすすめします。ただし、実際に使える電力量は、充電効率の関係で、容量の60%程度になります。20,000mAhのモバイルバッテリーでは、容量が2,500mAhのスマートフォンを、約5回充電できる計算になります。

②常に持ち歩くことを想定して、薄くて軽いものを

災害に備えて、普段から携帯しておきたいモバイルバッテリー。大容量がおすすめですが、通常、モバイルバッテリーの重さはバッテリー容量に比例して、大きくなるほど重くなりがちで、持ち歩きには不向きです。そのため、全く持ち歩かなくなるよりは、ふだん持ち歩くものとして、軽量薄型タイプで1-2回くらい充電できるものを持っておくのがおすすめです。自宅に保管しておく大容量モデルと、通常持ち歩く薄型軽量タイプと、2つあればなお安心です。

ただし、モバイルバッテリーは、使わなくても時間と共に放電され、減っていきます。いざという時に困らないように、こまめに充電をしておきましょう。

③万が一に備えて、複数の充電方法を確保

また、停電や避難所でのコンセント不足などにより、充電が難しい場合も想定して、複数の充電方法を確保しておくと安心です。

ソーラー充電対応モデル

モバイルタイプのソーラーパネルや、モバイルバッテリー本来の機能に加えて、ソーラーパネルからの充電が可能な一体型タイプもあります。一体型タイプは注意が必要で、ソーラーパネルの機能がほぼ機能しなかったり、一定の基準まで充電しないとソーラーパネルからの充電が行われない機種もあります。また、ソーラーパネルの大きさと発電量は比例するため、あまり小さいソーラーパネルの実用性には期待しない方が良いでしょう。

別でしっかりとしたソーラーパネルを購入して、対応するモバイルバッテリーへ蓄電するタイプをおすすめします。満充電することは難しくても、やはり万が一の備えに持っておくと安心です。耐久性が優れており、防水機能付きのものだと、なお良いでしょう。

手回し式の充電器

ハンドルを手で回して発電するタイプの充電器です。ただし、その労力に対して、充電できる量は微々たるもの。こちらは普段使いには向かないので、あくまで非常用と考えておきましょう。

車のシガーソケットから充電する

車のシガーソケット対応モデルを選んでおけば、車から充電することも可能です。ただし災害時において車がすぐに使える状態かはわからないので、あくまで保険として備えておくと役立つかもしれません。

乾電池式の充電器

災害時には乾電池がすぐ手に入るか分かりませんが、さまざまな用途にも使えるため、いざというときのために、備蓄として、幅広い種類を備えておくのも良いと思います。

災害時のおすすめモバイルバッテリー、ソーラーパネル

20000mA以上の大容量モバイルバッテリーと、小型ソーラーパネルのおすすめをご紹介します。

SMARTCOBY TRIO 67W 20000mA −合計3ポート、最大67W入出力の20000mAh モバイルバッテリー

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20000mAhのモバイルバッテリーでありながら、カードサイズの圧倒的な小ささを実現。気軽に持ち運べるような、手に取りやすいサイズ感が特徴です。高出力・コンパクトでありながら、iPhone15なら約3.5回、Galaxy S23なら約3.0回、iPad Pro 11インチなら約1.5回、MacBook Airなら約0.8回など、様々なデバイスを複数回充電可能です。

※充電回数は目安です。デバイス側の電源ON/OFF状況、充電時の電圧・電流値などにより変化します。

SILICON POWER C20QC −高速充電、20000mAhの容量と3つのUSBポート

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出典:https//www.silicon-power.com

クアルコム社(Qualcomm)が開発した規格 Quick Charge 3.0は、標準のUSB接続よりはるかに優れた速度で効率的な充電を実現します。 2つのType-A USBポートを使用して、互換性のあるデバイスを35分で最大80%まで充電できます。 さらに、18W電源のType-C USBポートを使用すると、標準の5V2Aの2倍の速さでデバイスを充電することが可能です。充電時間の短縮で、もっと多くの時間を他に費やすことができます。実容量も多く、サイズもコンパクトです。

Cyack Lab −窓に取り付けるソーラーチャージャー IZA

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出典:https//cyacklab.theshop.jp

窓に取り付けることでソーラーパネルで発電し、自動で電池を充電することができる「IZA」。停電などの災害時には、充電した電池でスマートフォン等を充電することができます。市販の単3ニッケル水素充電池を使用するので、災害時は電池をライトやランタン等にも使用でき、便利です。窓に取り付けるタイプなので、ポータブル電源やモバイルバッテリーのように置き場所に困ることもありません。また、自然放電を自動で検知し常に満充電状態を維持するので、いざという時に充電忘れがありません。

内部スイッチにてスリープ機能(オートパワーオフ)を無効にすることができ、消費電力が低いIoT機器等へ持続的に電源を供給することも可能です。サイズは150mm×150mm×28mm、電池容量は3800mAh、充電時間は約3~20日で満充電 (晴れた日かつ南向きの窓での実測値)。出力性能 5V/0.5A (3000mAhのスマートフォンへ約75%充電可能)。直販価格は8,600円となっている。

※市販の容量1900mAhの充電池を4本使用した時の値です。使用環境や電池の種類によって変動します。
※本製品には、ニッケル水素充電池は付属しておりません。USBケーブルはオプション選択により付属できます。

ERICSITY 54W sunpowerソーラーパネル −光エネルギー転換率が、業界最高の24%!しかも超軽量・コンパクト。

https://f.media-amazon.com/images/I/61cMujPSuUL._AC_SX679_.jpg

出典:https//www.amazon.co.jp

“ERICSITY”の最新版の折り畳みソーラーパネルは、業界トップ級のSunpowerパネルを採用し、日が当たる所に置いておくだけで、スマホやバッテリーへ楽に充電できます。太陽光の転換効率は24%と高く、より高い出力電力を提供して充電時間をさらに短縮します。54Wの発電量で高交換率を実現、日陰や日暮れなど弱い日光条件でも発電できます。2種USB出力(TYPE-C、USB-A)をサポートしており、USB-Aは通常のQC3.0急速充電機能を備え、USB-CはPD機能を備えており、40WのPD急速充電を実現します。Amazon価格は11,520円となっている。

製品情報

CIO-MB67W2C1A-20000
8,980円

C20QC
価格:3,280円

ソーラーチャージャー IZA
直販価格:8,600円

ERICSITY 54W sunpowerソーラーパネル
Amazon価格:11,520円

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