上海問屋より、空気の振動ではなくのどの振動を直接拾って、クリアな音声で会話できる「咽喉（いんこう）マイク DN-915129」が登場。今回は周辺の騒音が酷くても、その影響を受けることなく、音声を相手に送ることができる同商品についてご紹介する。

通常のマイクは、音声を空気の振動として拾うため、周囲のノイズも拾うが、同マイクは「のどの振動を直接拾い、ノイズのないクリアな音声で相手に伝える」とのことだ。具体的には、マイクを首に装着し、イヤホンを「シェア掛け」のように耳にセットして使用する。マイクは首のサイズに合わせて調節できるという。3.5mm4極ステレオミニピンは、スマホやパソコン、トランシーバーに接続する。メリットは周辺の騒音が酷くても、その影響を受けることなく、音声を相手に送ることができること。また小声であってもよいため、自宅であれば夜間の配信・実況向けともいえるだろう。

同商品は、イヤホンもついており、音声だけを受け取ることもできるし、ミキサーがあればイヤホンを外しておき、愛用のヘッドフォンを使用することもできるので、このあたりは自宅の環境に合わせるといいだろう。また、ケーブル長は約95cm。クリップとリモコンもあるため、スマートフォンに接続しての運用も想定されている。ただリモコンにボリューム調整はなく、1回押しで音楽の再生/一時停止といった操作にのみ対応するほか、長押しでSiriやGoogle音声検索の起動も可能だ。このあたりの使用は室内だけで無く、アウトドアでの運用も想定しているからだと思われる。

スピーカーの主な仕様は、スピーカーユニットが15mm径、周波数帯域が200Hz～20KHZ、感度が116±3dB/1KHz、最大入力電力が200mW。マイクの主な仕様は、感度が-50±3dB、振動版が19.95（直径）×0.41（厚さ）mm。本体重量は約50g。価格は1,799円となっている。

「咽喉（いんこう）マイク DN-915129」
価格：1,799円