新イヤホン「AirPods 4」登場、ANC搭載モデルも
アップルは、ワイヤレスイヤホンの新モデルとして「AirPods 4」を発表。ラインナップは、通常モデルに加えて、アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルも展開する。すでに予約受付を開始しており、9月20日に発売する予定だ。今回は、数千の耳の形と合計5000万以上の個々のデータポイントを正確にマッピングして分析するため、3Dフォトグラメトリーやレーザートポグラフィーなど、先進的なモデリングツールを用いたデータセットを使用して開発したという、新たなデザインを採用。また、イヤホンと充電ケースにはIP54相当の防水・防塵性能を施した同モデルをご紹介する。
①新しいデザインと向上した音質
AirPods 4は、より自然なサウンド体験を提供するため、音質がさらに向上しています。新たな音響アーキテクチャが、専用のハイダイナミックレンジアンプのパワーで歪みを低減するという、アップル製ドライバーを活用。低音は一段と深く、高音は一段とクリアに聞こえるように。
また、「H2」チップを搭載。声を分離する機能によって、一段とクリアな通話が実現する。さらに、Siriに対する操作によって、「はい」であれば首を縦に、「いいえ」であれば首を横に振るだけで、Siriの読み上げに応答できる。
②ヘルスケア機能の追加
AirPods Pro 2とともに、聴覚保護や健康管理をサポートする新しい機能が追加され、ユーザーの聴力を保護し、より良いリスニング体験を提供します。世界保健機関によると、世界では約15億人が難聴を抱えています。Apple Watchのノイズアプリ、iPhoneのヘッドフォン音量、聴覚のアクセシビリティ機能、Apple Hearing Studyなど、Appleは聴覚の健康に取り組んできた長年の実績にもとづき、予防、認知、補助に焦点を当てたエンドツーエンドの体験を導入した。
通常モデルの再生時間は最大5時間、充電ケース併用時は最大30時間。ANC搭載モデルの再生時間は最大4時間(ANC有効時)/最大5時間(ノイズコントロールをオフにした場合)、充電ケース併用時は最大20時間(ANC有効時)/最大30時間(ノイズコントロールをオフにした場合)。
このほか、充電ケースはUSB-Cポートを搭載。なお、ANC搭載モデルの充電ケースは、Apple Watchの充電器、Qi規格の充電器に対応するほか、「探す」アプリの「この周辺」機能で使うためのスピーカーを装備する。
Bluetoothのバージョンは5.3。イヤホンの本体サイズは18.3(幅)×30.2(高さ)×18.1(奥行)mm、重量は4.3g。充電ケースの本体サイズは50.1 (幅)×46.2(高さ)×21.2(奥行)mm、重量は32.3g(通常モデル)/34.7g(ANC搭載モデル)。アップルオンラインでの価格は、通常モデルが21,800円、ANC搭載モデルが29,800円となっている。
製品情報
AirPods 4
通常モデル:21,800円
ANC搭載モデル:29,800円