#M5 チップの量産開始、MacBook Pro・iPad Pro・Vision Proに搭載へ

2025年に登場予定のMacBook Pro、iPad Pro、Vision Proには、新たにM5チップが搭載される見込みです。サプライチェーンの最新レポートによると、M5チップはすでに量産段階に入っているとのこと。詳細はまだ明らかではありませんが、AIパフォーマンスの向上が期待され、これまでのMシリーズチップとは異なる設計が採用される可能性があります。

出典元:photo by 9to5mac

2025年に登場予定のMacBook Pro、iPad Pro、Vision Proには、新たにM5チップが搭載される見込みです。サプライチェーンの最新レポートによると、M5チップはすでに量産段階に入っているとのこと。詳細はまだ明らかではありませんが、AIパフォーマンスの向上が期待され、これまでのMシリーズチップとは異なる設計が採用される可能性があります。

目次

2025年モデルのM5チップ搭載製品

2025年にM5チップが搭載されると予想される製品は以下の3つです。
● MacBook Pro
● iPad Pro
● Vision Pro

特に注目されるのがVision Proです。M5チップを搭載することで、既存のM2モデルでは利用できないApple Intelligence機能を空間コンピュータにもたらすとされています。これは、M2チップ自体がAI処理を実行できないわけではなく、visionOSのすべてのプロセスを同時に処理するにはパワー不足だからです。

なお、ハードウェアデザインには大きな変更はないと予想されています。

M5 Proは新しい設計を採用か

AppleのAシリーズやMシリーズチップの特徴の一つは、CPUやGPUを一体化した「System-on-a-Chip(SoC)」設計です。しかし、最新レポートによると、M5 Proチップでは、CPUとGPUをより分離する新たな設計が採用される可能性があります。

■ メリット
 ・パフォーマンス向上
 ・生産効率(歩留まり)の向上
 ・AI処理能力の強化

また、M5チップはより低温で動作する設計となっており、熱スロットリング(熱によるパフォーマンス低下)が発生するまでの時間が長くなることで、より長時間フルパワーで動作できる可能性があります。

次のMacBook Proの完全刷新は2026年?

現在MacBook Proの買い替えを検討している人にとっては、2026年モデルを待つ選択肢もあります。噂によると、2026年のMacBook Proは全面的な再設計が施され、より薄型・軽量化される可能性があるとのこと。

M5チップはすでに量産中

ETNewsの報道によると、AppleはすでにM5チップの量産を開始しており、MacシリーズやiPadなどの主力製品に搭載予定です。特にAI性能を向上させるため、新たなプロセス技術が導入されたとされています。

● M5シリーズの展開予定
・まずベースのM5チップを生産開始
・その後、M5 Pro・M5 Max・M5 Ultraが順次登場

M5チップの登場により、Appleのデバイスはさらに高性能化が期待されます。今後の正式発表に注目が集まります。

画像: マイケル・バウアー/9to5Mac

Reference from : M5 chip enters mass production, ready for MacBook Pro, iPad Pro, Vision Pro

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