iPhone SEは不定期なアップデートだった
Appleがこれまで展開していたエントリーレベルのiPhone SEシリーズは、規則的なアップデートが行われていませんでした。
● 初代 iPhone SE(2016年)
● 第2世代 iPhone SE(2020年)(約4年後に登場)
● 第3世代 iPhone SE(2022年)(2年後に登場)
このように、世代交代の間隔は一定ではなく、必要に応じてリリースされる形が取られていました。また、SEという名称を使用することで、特定の世代を明示せずにモデルを更新できるメリットがありました。
iPhone 16eは毎年アップデートされるモデルになる?
しかし、iPhone 16eが発売されたことで、従来のSEシリーズとは異なる展開になる可能性が出てきました。現在の時点では「iPhone 16e」という名前は単なるモデル名ですが、9月にiPhone 17シリーズが発表されると、その名称が旧世代のデバイスを示すものになってしまうのです。
このため、Appleが毎年「e」モデルを更新し、2025年にはiPhone 17eを登場させる可能性があるという推測が広がっています。
この考えを裏付けるのが、Appleの発表前に「iPhone 16e」の名称を最初にリークしたFixed Focus DigitalのWeibo投稿です。
ある情報筋からの話では、"e"モデルは次の世代にも引き継がれる可能性が高い。すでに新しいプロジェクトコードが確認されており、それはiPhone 17eであると考えられる。出典:Sina Visitor System
9to5Macの見解:この流れは続くのか?
Appleが「e」モデルを毎年更新するかどうかは、まだ明確ではありません。Appleは過去にも、「Plus」や「mini」モデルを導入したものの、期待通りの売上を得られなかったためにシリーズを廃止したという前例があります。
今回のリーク情報は、iPhone 17eに関する新たなプロジェクトコードが確認されたというものですが、これが確実に製品化される保証はありません。Appleが「e」モデルの展開を続けるかどうかは、今後の販売実績次第となるでしょう。
もしiPhone 16eが期待通りの成果を上げれば、「iPhone 17e」が2025年に登場する可能性は高いかもしれません。しかし、Appleが実験的に導入したモデルが市場で成功しなかった場合、シリーズごと廃止される可能性もあるため、慎重に見守る必要がありそうです。
引用:iPhone 17e already seen in supply chain, says leaker