最大4000mWの出力を実現したUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「K17」
エミライより、FiiOの据え置き型USB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「K17」が登場。今回は「K9 Pro」シリーズの後継となるハイエンドモデルで、ヘッドホンアンプに、フルディスクリートAB級アンプ回路を採用し、バランスモードでは「K9 Pro ESS」のほぼ2倍となる最大4000mWの出力を実現した同モデルをご紹介する。
① 4000mWの大出力を実現。フルディスクリートAB級ヘッドホンアンプ
K17には、入念に作り込まれたヘッドホン用フルディスクリート・アンプ回路を採用。このディスクリート回路はOP+トランジスタ電流増幅設計で、オン・セミコンダクターの定番トランジスタ「MJE243/253」のペアを搭載しており、低インピーダンス出力で大電流を生成することができます。
その結果、バランスモードで最大4000mWの出力を実現し、K9 Pro ESSのほぼ2倍の出力を得ることができ、様々な種類のヘッドホンやIEMを簡単に駆動することが可能に。滑らかで心地よい自然なサウンドを生み出すことができます。
② AKMのフラッグシップ・セパレートDACシステム「AK4191EQ+AK4499EX×2」を搭載、バックグラウンドノイズを低減
DACには、AKMのフラッグシップ・セパレートDACシステム「AK4191EQ+AK4499EX×2」を採用。最大768kHz/32bitまでのPCMとDSD512のネイティブ再生に対応します。2基の「AK4499EX」はそれぞれ左右のチャンネルを担当し、LPFを8chから4chへまとめることでコモンモードノイズを低減し、分離とダイナミクスを向上させました。
このほか、64ビットの倍精度浮動小数点演算が可能なCEVA社製のDSPチップ「M21586Q」や高性能ADC「ES9821Q」、カスタマイズされた超低位相ノイズのフェムト・クロックを組み合わることで、すべてのモードで31バンドの高精度ロスレスPEQ(パラメトリックEQ)を利用できるのもポイントとなっています。
筐体は、四角と円を調和させ、機能性とビジュアルの両面にこだわったレトロモダンなデザインを採用。フロントに搭載された3.93型LCDスクリーンによるタッチコントロールや、独立した5つのコントロールノブで各種設定を素早く操作できるほか、離れた位置から動作モードの切り替え、EQ設定の選択、音量の調整などが行える赤外線リモコンも付属しています。
ヘッドフォン出力は、本体前面にXLR4ピン、4.4mmバランス、6.35mmシングルエンドを用意。本体背面には、4.4mmバランス入力、RCA入出力、光デジタル入出力、同軸デジタル入出力、XLR3ピンバランス出力なども備わっている。USBは、本体前面にUSB Type-C入力を、本体背面にUSB Type-C入力とUSB Type-A入力を用意。ネットワークは、ギガビットLANと無線LAN(2.4GHz/5GHz)を搭載する。Bluetoothは、SBC/AAC/aptX/aptX LL/aptX HD/aptX Adaptive/LDACといったコーデックをサポート。
本体サイズは約244.6(幅)x66.8(高さ)×213(奥行)mm、重量は約2750g。カラーバリエーションは、BlackとSilverの2色をラインナップする。市場予想価格165,000円前後となっています。
製品情報
据え置き型USB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「K17」
市場予想価格:165,000円前後