バッテリー持ちが驚くほど良くなった
Appleの公式値でも、M1 Pro搭載の14インチモデルが最大11時間だったのに対し、M4モデルはなんと最大16時間。
しかも筆者の体感では「ほぼ2倍」。ポイントは、効率コアが2つから6つに増えたこと。アイドル時のバックグラウンド処理が圧倒的に省エネになり、日常的に充電の心配が減ります。
ディスプレイが明るくなって作業性もアップ
miniLEDディスプレイは従来から美しかったけれど、M1/M2世代では通常輝度が最大500〜600ニト止まり。M4では1000ニトに到達し、屋外でも余裕で見やすくなりました。
明るさアップだけでも、外で仕事をする人には大きな違い。iPad Proと並べても引けを取らない明るさです。
ウェブカメラもようやく進化
従来の1080pカメラから、ついに12MPのCenter Stage対応カメラに。
iPadやStudio Displayでおなじみの顔追尾機能で、フレーム内を自然に移動してくれます。リモート会議やFaceTimeがぐっと快適になるのはもちろん、「Desk View」などMacならではの機能も使えるようになります。
性能アップも侮れない
「M1 ProからベースのM4に替えるとパワーダウン?」と思いがちですが、それは誤解。
Geekbench 6によると、M4のシングルコア性能はM1 Pro比で+57%、マルチコアでも+19%。特にAI処理系ではNeural Engineの性能も大幅アップしていて、今後のApple Intelligence系機能への備えとしても安心です。
さらに、ファンの動作音が静かになり、発熱も少なめ。膝上でも快適に作業できます。
お値段も“ちょうどよく”なってる
Apple公式でも、16GBメモリ/512GBストレージ構成が1,599ドル〜に。以前のProモデルは2,000ドル近くしたことを考えると、かなりお買い得。
Amazonなどのセールを活用すれば、さらに手が届きやすくなります。
まとめ
見た目こそ変わらないけれど、中身はまるで別物。M4 MacBook Proは、これまでのMacBook Proから“本当に使いやすさ”が大きく進化したモデルです。
バッテリー、画面、カメラ、処理能力——すべてが日常の作業を快適にしてくれる。今が乗り換えタイミングかもしれません。
Reference from:M4 MacBook Pro might be one of the first worthy upgrades for Apple Silicon Mac users