iPadでポッドキャスト収録ができるってマジ?
これまでのiOSやiPadOSでは、通話中にバックグラウンドのアプリで録音することができませんでした。つまり、iPadだけでポッドキャストを収録するのは基本ムリだったんです。
でも、iPadOS 26ではその壁を突破!
今後は、通話しながら自分の音声や映像をローカルで録音・録画できるようになります(※一部制限はありますが、それは後ほど)。
実際にiPadだけで収録してみた人がいる
Six ColorsのJason Snell氏が、この機能を真っ先に試した人物のひとり。彼はなんと、iPadだけを使って1本まるごとポッドキャスト収録にチャレンジ!
相方のDan Morenさんもリモート参加で、iPadOS 26の開発者ベータ版を使って収録。仕上がった音源は「iPadで録ったって言われなきゃわからない」レベルだったそうです。
これ、めちゃくちゃワクワクしません?
プライバシーを守る設計もGood
ただし、Appleがこの機能を実装した方法はちょっと独特。Macのように複数アプリで同時にマイクを使えるわけではありません。
代わりに、録音・録画のトリガーはコントロールセンターに集約。しかも、マイクやカメラが別アプリで使われている時は動作しない仕組み。
録音中は画面上に録音マークも表示されるので、「知らないうちに勝手に録られてた…」なんてことも起こりません。Appleらしい、プライバシー優先の設計です。
まだ開発中。でも完成度は高い!
Snell氏いわく、この機能は初期ベータにしてはかなり完成度が高いとのこと。もちろん課題もいくつかあります。
・オーディオレベルのリアルタイム監視がない
・マイクのゲイン調整ができない など
でも、このあたりは今後のアップデートで解消されそうなポイント。
実用性はすでにかなり高いようです。
iPadだけで旅に出られる日も近い?
これまで「結局MacBookも持ってくか…」となっていたポッドキャスターさんにとって、これは革命的。
このまま機能が安定すれば、“iPadだけで収録・編集・公開”という夢のワークフローが本当に実現しそうです。
重たいMacBook Proを自宅に置いて、軽やかに旅先でも収録できる時代、すぐそこまで来てますよ。
参照リンク
If you’re podcaster, I’ll bet your ears perked up when Apple announced local capture for iPadOS 26. Jason Snell already tested it out.