チタンの未来は「Pro」から「Air」へ?
iPhone 15 Proで初めてチタン素材が導入され、次のiPhone 16 Proでも差別化のポイントになっていたこの“高級素材”。でもなんと、今年のiPhone 17シリーズでは、チタンが使われるのは1モデルだけという話が出ています。そしてそのモデルは、まさかの「Pro」じゃないんです。
Appleの情報に詳しいMing-Chi Kuo氏によると、チタンを採用するのは「iPhone 17 Air」のみ。ProとPro Maxは、チタンをやめてアルミニウムフレームに切り替えるそうなんです。
iPhone 17 Airだけがチタン採用の理由は?
ただし、「Air」のチタンは、これまでのProモデルとまったく同じではないとのこと。Kuo氏によれば、「チタンとアルミニウムを組み合わせたフレーム」が使われるとのことです。割合的にはチタン少なめですが、やはりシリーズ唯一の“チタンモデル”になる可能性が高いようです。
アナリストのJeff Pu氏も、同様の情報を報告しています。
なぜProを外してAirにチタン?
Appleはこれまでずっと、チタンを「Proらしさ」を示す特別な素材として扱ってきました。だからこそ今回の選択はちょっと不可解。
・ProをやめてAirだけにチタン?
・しかもAirは“安いモデル”のはずなのに?
もしAppleがチタンをやめる方向なら、新モデルのAirに使うのは変です。でも、軽さを追求した結果の選択とも考えられます。
ただし注意点として、チタンよりアルミニウムの方が軽いんですよね。つまり、「軽さを理由にAirにチタンを使う」という説明はちょっと苦しいかも。
Appleの狙いは何か?
考えられるのは、
・チタンを「Pro専用」から「デザイン重視モデル」へ移す方針
・iPhone 17 Proシリーズは素材よりも中身(カメラやAI機能)で差別化
・Airは「薄さ」と「軽さ」、そして“高級感”を演出する役割
いずれにしても、チタンの行き先がProではないというのは大きな方向転換。
Appleが今後どんな素材戦略をとるのか、注目ですね。
参照元リンク
The iPhone 17 line will feature notable design changes, including a shift to having only one model use titanium—and it’s a surprising choice.
公式サイト
The iPhone 17 line will feature notable design changes, including a shift to having only one model use titanium—and it’s a surprising choice.