iPhone 18、ベースモデルもついに“Pro級メモリ”へ
iPhone 18シリーズの開発情報によると、
ベースモデルでも12GBのユニファイドメモリを搭載する可能性が高まっています。
これは、現在のiPhone 17 Pro/iPhone Airと同等のメモリ容量。
Appleとしては珍しく、エントリーモデルの性能底上げが予想されます。
背景:A19 Pro世代で一気に進んだ性能進化
現行のiPhone AirとiPhone 17 Proは、A19 Proチップとともに12GBのメモリを採用。
これは前年モデルより約50%増で、数年前のiPhone(6GB)と比べると倍増レベルの強化です。
一方で、通常のiPhone 17(A19搭載)は8GBのままでした。
つまり、次期iPhone 18でベースモデルも12GBに統一されるのは自然な流れといえます。
メモリ供給はサムスン・マイクロン・SKハイニックスが関与
韓国の報道メディア「The Bell」によると、
Appleはすでに主要サプライヤー各社とLPDDR5X DRAMの増産交渉を進めているとのこと。
このLPDDR5Xチップは12GBと16GBバリエーションのみが存在するため、
今後のiPhoneラインナップでは、最低でも12GBメモリが標準化される可能性があります。
Appleはサムスンだけでなく、マイクロンやSKハイニックスにも調達を依頼しており、
生産体制をグローバルに分散する戦略をとっているようです。
発売時期は2026年春?分散リリース体制に
次期モデル「iPhone 18」シリーズは、発売時期がこれまでと異なる見通し。
報道によると、Pro/Air/Foldモデルは2026年秋、
ベースモデルは翌春にずらして登場する可能性が高いとのこと。
この“段階的リリース”は、Appleが供給面の最適化を図りながら
新素材・新チップを導入する戦略とも考えられます。
12GBメモリがもたらす“AI時代”のiPhone
現状では、12GB RAMを搭載しても恩恵を感じる機会は少ないかもしれません。
しかし、Appleが推進するローカルAI処理(Apple Intelligence)を考えると、その価値は明らか。
AIモデルを端末内で動かすには大容量メモリが必須です。
つまり、12GB搭載モデルは「AIネイティブiPhone」への準備段階といえます。
A20チップ世代で進化するAI統合機能を考えると、
iPhone 18シリーズは「より頭が良く、より自立したiPhone」として登場する可能性が高いでしょう。
まとめ:12GBは“未来の標準”に
次期iPhone 18のメモリ増強は、単なるスペック競争ではなく、
AI機能を本格展開するための布石と見るのが正解です。
来年のProモデル、再来年のベースモデル。
いずれにしても、Appleが全ラインで“12GB時代”に突入するのはほぼ確実です。
