M5 MacBook Pro と M4 MacBook Air、どっちを選ぶべき?
Appleのエントリー向けMacBookは
⚫︎ MacBook Air(M4)
⚫︎ MacBook Pro(M5・ベースモデル)
という2つの選択肢があります。
価格差は数百ドル。
「Proの追加コストに価値があるのか?」それとも「Airで十分?」──
この疑問に答えるため、主要ポイントを分かりやすく整理します。
1. M5 vs M4:チップ性能の差はどれくらい?
結論から言えば、M5は確実に進化していますが、
多くの人にとって“M5必須”と言えるほどではありません。
◉ M5の強化ポイント
⚫︎ CPUマルチコア性能:M4比 +15%
⚫︎ GPU性能:M4比 +45%
⚫︎ メモリ帯域幅:+30%
⚫︎ AI計算性能(GPU):4倍
特にGPU強化とAI性能の伸びは大きいですが、
日常用途・軽めの編集作業ならM4でも十分高速です。
また、Appleが比較対象として多く使うのが“M1世代”である点も示唆的。
M2やM3との差を積極的に強調しないのは、それだけ最新世代の差が小さいことを意味します。
2. Air と Pro の違い:プレミアム料金の価値は?
Proが高価な理由は「性能」ではなく、本体クオリティと拡張性です。
◉ MacBook Proが優れているポイント
⚫︎アクティブ冷却(ファン搭載)
→ 動画編集・3Dアプリ・AI処理など重い作業で性能を維持
⚫︎ポートが多い
・MagSafe
・Thunderbolt/USB-C ×3
・HDMI
・SDカードスロット
⚫︎miniLEDディスプレイ(HDR対応)
→Airにはない1000ニットの高輝度で屋外でも強い
⚫︎画面が少し大きい(14.2インチ)
◉ MacBook Airの弱点
⚫︎ファンなし(パッシブ冷却)で高負荷時はサーマルスロットリングが発生
⚫︎ポートが少ない(左側にUSB-C×2)
⚫︎HDR非対応、輝度もAirは500ニット
⚫︎macOS Tahoe最適化の影響で“熱い・重い”と感じる報告も多数
とはいえ、Airは軽くて安く、性能も十分。
一般ユーザーに最も人気があるのは納得です。
3. 価格差の現実:400ドルの差をどう考える?
Apple公式では、同等構成で比較すると、
⚫︎M4 MacBook Air(512GB):1199ドル
⚫︎M5 MacBook Pro(512GB):1599ドル
差額 400ドル。
小さくない金額です。
さらにブラックフライデーでは、
⚫︎M4 MacBook Air(512GB)→ 949ドル
⚫︎M4 MacBook Air(256GB)→ 749ドル(Amazon)
⚫︎M5 MacBook Pro(512GB)→ 1399ドル
コスパだけで見れば、圧倒的に Air が有利です。
結論:ほとんどの人は「M4 MacBook Air」で問題なし
筆者の見解はシンプルです。
⚫︎ MacBook Airを選ぶべき人(大半のユーザー)
・ブラウジング、Office、動画視聴、軽い編集
・価格重視
・軽いノートがいい
・ポートやHDRが不要
・“とりあえず間違いないMac”が欲しい
→ M4 MacBook Airで十分。セールは特にお得。
⚫︎ MacBook Proを買うべき人(用途が明確なユーザー)
・動画編集や3D、長時間の重い処理を行う
・ポートが多く必要
・HDRディスプレイが仕事で必須
・サーマル性能を妥協したくない
→ 14インチ M5 MacBook Pro が最適。
ただし、“M5だから”という理由だけでProを選ぶのはおすすめしません。
本体機能(冷却・ポート・ディスプレイ)の必要性で判断すべきです。
あなたの使い方なら、MacBook AirとPro、どちらが合いそうですか?
参照元サイト
公式サイト
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