ブックスタイルの折り目を採用
折りたたみスマホには大きく2タイプあります。
・縦に折る「フリップタイプ」
・本のように横に開く「ブックスタイル」
Appleが採用すると見られているのは後者で、展開時はiPad miniに近いサイズのディスプレイになると予想されています。
外側ディスプレイ:約5.25〜5.5インチ
折りたたみ時は通常のiPhoneのように外側ディスプレイを使います。
これまでの予測は5.5インチ前後でしたが、最新情報では5.25インチとやや小ぶりになる可能性が示されています。
また、この外側ディスプレイにはパンチホール式のフロントカメラが搭載され、ダイナミックアイランドではなく1つの丸い穴になるといわれています。
内側ディスプレイ:7.6〜7.8インチ級
開いた内部ディスプレイはこれまで7.8インチとされてきましたが、今回は7.58インチという少し小さめの数値も報告されています。
ちなみにiPad miniは8.3インチなので、Foldは“ほぼタブレットサイズ”といえるでしょう。
内部画面にはアンダーディスプレイカメラを採用するという情報もあり、20周年記念モデルにも同技術が搭載される見込みです。
Touch ID搭載へ?
折りたたみ構造では内外2つのディスプレイ用にFace IDを搭載するとコストが跳ね上がるため、Appleはサイドボタン式のTouch IDを選択する可能性が高いといわれています。
Appleが求める「折り目のないディスプレイ」
折りたたみスマホの弱点といえば、
・折り目が目立つ
・ヒンジが壊れやすい
という点ですが、Appleはここに強いこだわりを持っているようです。
Samsungから提供された試作品を複数却下したとも言われており、Appleは“ほとんど折り目の見えないディスプレイ”と“非常に強度の高いヒンジ”を実現するために独自設計を進めているとのことです。
リアカメラはまだ不透明
背面カメラ構成についてはほとんど情報がありません。
Proモデルの3眼構成になる可能性もありますが、コストが極めて高いモデルになるため、iPhone Airのように妥協が入るという見方もあります。
価格は2,000〜2,500ドル
価格予測は幅がありますが、多くの見立ては2,000〜2,500ドルの間。
これはiPhone Proの約2倍というかなりの高価格帯で、iPhoneより買い替えサイクルの長いMacやiPadよりも高額になる可能性があります。
それでも、アナリストの中には「初年度から一定の需要を見込める」と楽観的な声もあります。
買うべき?まだ試作段階は100台規模
現在は100台程度のプロトタイプが存在するといわれ、正式リリースまでにはまだ時間があります。
とはいえ、ここまで期待が高まるiPhoneは久しぶりかもしれません。
あなたは、iPhone Foldが発売されたら手に取ってみたいと思いますか?
