ドアに触れず、足を止めない「ウォークスルーでの帰宅」ができる玄関ドア「XE」の2025年モデル
LIXILの、TOSTEMブランドより玄関ドア「XE」の2025年モデルが登場。4月1日に発売する。今回は、ディスプレイで自分の顔が認証されているかどうかを確認でき、解錠と連動して扉が開く自動開閉機能とあわせて、ドアに触れず、足を止めない「ウォークスルーでの帰宅」を実現する同製品についてご紹介する。
①顔認証システムを搭載した玄関ドア「XE」の2025年モデル
新発売の「XE」の顔認証システムでは、ディスプレイで自分の顔が認証されているかどうかを確認でき、従来のモデルよりユーザビリティが向上。シームレスモデルには、オプションで子扉側に顔認証システムを搭載可能。解錠と連動して扉が開く自動開閉機能とあわせて、ドアに触れず、足を止めない「ウォークスルーでの帰宅」を実現する。スマホや電子キーが不要のため、鍵の置き忘れによる締め出しの心配もないという。またディスプレイはタッチ操作が可能で、各種設定や登録が可能。パスワード入力による施解錠にも対応するほか、顔とパスワード認証のダブル認証でセキュリティ性を向上できるという。
ディスプレイ一体型のカメラで検知できる範囲は身長約120~190cm。カメラ位置は変更できないが、認証距離を変更すれば(50cm~2mの範囲内)、より幅広い身長に対応できるという。扉の開閉速度と角度は室内側の電動クローザーで調節可能。
②手をかざすだけで解錠できる非接触屋内ボタンも
また顔認証システムのオプションとして、室内から手をかざすだけで解錠できる非接触屋内ボタンも用意。扉が閉まると自動で施錠されるため、大きな荷物を持っているときにもスムーズに外出できるとする。
このほか、顔認証と自動開閉の組み合わせによりハンドル操作が不要になったことで、これまで実現が難しかったハンドルやシリンダー(鍵穴)が一切ないミニマルなデザインが可能になった。なおシリンダーレスデザインは、停電時などに屋外側から扉を開くことができないため、セカンドエントランスや勝手口など、XE採用玄関以外に出入りできる場所がある住宅に限定される。
そのほか顔認証システム非搭載タイプには、スマートロックシステム「FamiLock」を標準装備。スマホやリモコン、カードキーなど5タイプの鍵から選択できる。FamiLockにも扉の自動開閉オプションを付帯でき、センサーがスマホやリモコンを感知すれば自動で鍵と扉が開くような設定も可能だという。よって、XEの施解錠システムと開閉の組み合わせは、顔認証+自動開閉、顔認証+手動開閉、FamiLock+自動開閉、FamiLock+手動開閉の4パターンとなる(顔認証はシームレスタイプのみ)。
選べる表面材には、エクスクルーシブガラス「メタリックディープグレー」と金属調「ブリュームメタルブラウン」を新採用している。
2025年モデルはシームレスモデルとスタンダードモデルの2タイプを展開。価格は1,419,000円~(Seamless Model 20C型/高さ2,330mm、幅1,138mm/ショートバーハンドル シルバー色の場合)となっている。オプションとして、顔認証システム(275,000円)、非接触屋内ボタン(93,500円)、自動開閉(255,200円)を用意する。
製品情報
玄関ドア「XE」
[価格]
シームレスモデル 1,419,000円~(Seamless Model 20C型/高さ2,330mm、幅1,138mm/ショートバーハンドル シルバー色の場合)
公式サイト
無限の可能性を秘めた、新しい領域へ。人の暮らし・価値観が多様化する時代、本当に、玄関ドアはこのままでいいのだろうか。心から、ほしいと思えるものを。妥協なく、美しいと思えるものを。これまでの延長線上で考えるのではなく、玄関ドアの在るべき姿を再定義した。時代に先駆けるフラグシップ。