すでにサムスン&LGでディスプレイ製造中!
韓国メディアZDNet Koreaの情報をもとに、Digitimesは次のように伝えています。
「Samsung DisplayとLG Displayは、2025年6月に新型iPad向けのOLEDパネルを量産スタートした」
つまり、すでにパーツ作りは進行中。Appleが新しいiPad Proを出すタイミングとしてよくあるのは春か秋で、今回は秋=10月説が濃厚です。
でも売れるかどうかは「値段次第」
2024年のモデルでは、想定していたほど売れなかったようで…。
UBI Researchの予測によると、当初900万枚の出荷見込みだったOLEDパネルが、実際には630万枚にとどまったそうです。
その背景にはやっぱり「高すぎる価格が消費者の足を止めた」という分析。
ちなみに2025年モデルも、出荷台数は今年と同じくらい=控えめな見通しとのことです。
Appleの本音は「全部OLED化したい」
Appleは将来的に、iPadの全ラインナップをOLEDに統一したいと考えています。
・iPad miniは2026年にOLED化予定
・iPad Airは2027年を目標にしているそうです
つまり、今のProはその先駆け的ポジション。でもそのぶん、値段が高いのがネック。
サプライチェーンにも課題が…
AppleはサムスンとLGだけに頼るのではなく、中国メーカーBOEのOLEDパネルも取り入れたいと考えています。ただし、BOEはAppleが求める高性能仕様(LTPO OLED)を満たせず、iPhone 16 Pro向けの品質基準すら通過できていない状況。
そのため、iPad用の高品質OLEDもまだ厳しいという見方です。
Appleとしては早く選択肢を増やしたいところですが、BOEの技術的な壁はなかなか高そうです。
まとめ:買うなら覚悟を
iPad Pro 2025年モデルは順調に製造中。でも値段がネックになるのは間違いなさそう。
AppleはOLEDを全モデルに広げたい意向ですが、その過程はまだまだ続きそうです。
あなたは、価格に見合う価値があると思いますか?