Liquid Glassデザインのトグル機能
iOS 26.1ベータ4で最も目を引くのは、新しい【液体ガラス(Liquid Glass)】デザインの切り替えオプションです。「透明/着色」のどちらかを選べるようになり、タブバーや通知の背後を少しだけ不透明にする設定が加わりました。
このトグルは「設定」→「ディスプレイと明るさ」→「液体ガラス」に表示されます(Macでは「設定」→「外観」→「液体ガラス」にもあります)。
また、従来からあったコントラスト強化や透明度低減のアクセシビリティ設定とも連動して使えます。
ロック画面の“スワイプしてカメラ起動”をオフにできるように
もう一つの注目機能は、ロック画面からカメラを起動するスワイプジェスチャーを無効化できるトグルが追加されたことです。
「設定」→「カメラ」→「ロック画面」で「スワイプしてカメラを開く」をオフにできます。
これにより、誤ってスワイプしてカメラが起動してしまうことを防げます。
スワイプアップや右スワイプの習慣がある人でも、設定を変えれば快適さが増します。
その他の改善・サポート言語の拡充
ベータ4以前から実装されていた改善点もこちらに含まれています。
⚫︎ Apple Intelligenceの対応言語に、繁体字中国語、デンマーク語、オランダ語、ノルウェー語、ポルトガル語(ポルトガル)、スウェーデン語、トルコ語、ベトナム語を追加。
⚫︎ AirPodsのライブ翻訳(Live Translation)も、中国語(簡体/繁体)、イタリア語、日本語、韓国語のサポートを拡大。
⚫︎ ストリーミングプラットフォームのブランド変更:「Apple TV+」から「Apple TV」へ。アプリのアイコンデザインも刷新。
⚫︎ 「設定」→「一般」に「ローカルキャプチャ」セクションを新設。録音・録画データの保存先を変更したり、オーディオのみキャプチャに切り替えられます。
⚫︎ アラーム解除のための「スライドでロックを解除」インターフェース改善。さらに、ミュージックアプリで曲を変えるためのスワイプジェスチャーも追加されました。
総まとめ
iOS 26.1ベータ4は、大幅な新機能というより、使いやすさを高める“細かな改善”が中心のアップデートです。
特に、Liquid Glassデザインの切り替えやロック画面スワイプのオフ設定など、日常的に使いやすさを感じる変更が加えられています。
正式リリース前にベータを試せる人にとっては、こうした調整を事前に体験できる良い機会となるでしょう。
